怖い話・不思議な体験・都市伝説まとめ|ミステリー
生まれ変わり
物心がつく前から、僕には「前にもここにいた」という口ぐせがあったそうです。母の実家の細い道でだけ、足がすくむ。入ったことのない部屋を、なぜか知っている。やがて祖…
続きを読む:生まれ変わり幼児期の記憶
祖母が遺した古い家で暮らしていた頃、二つになる娘は二人きりのとき、私を祖母だけの愛称でそっと呼びました。誰も教えていないはずの古い子守唄、祖母しか知らない昔の出…
続きを読む:幼児期の記憶でちゃいかん!
風邪で家に一人きりの昼下がり、警察を名乗る男が玄関の外に立っていました。戸を開けようとした瞬間、誰もいないはずの背後から聞こえた、しわがれた声。城下町の古い平屋…
続きを読む:でちゃいかん!ねろてばさん
山陰の谷にひっそりと残る十七戸の集落に、奇妙な子守唄が伝わっていました。目ん玉でんぐりがえして寝ろ、と歌うその意味を、私は裏山が薄い緑に光る夜に思い知ります。ね…
続きを読む:ねろてばさんITエリート
机の天板がすべて液晶になった、八千万円の教室。まばたきの減っていく子どもたち、誰も座っていないはずの一台、そして電源を落とした画面に残る白い像。養護教諭の目を通…
続きを読む:ITエリートトノサマバッタ
小学生の夏、緑地公園で体長十三・五センチのトノサマバッタを捕まえた。学校はすぐに標本を撤去し「気にしないように」と告げた。十数年後、両親から捕獲場所の真実を聞い…
続きを読む:トノサマバッタゲシュタルト崩壊
鏡に映った自分の目を見つめ、「お前は誰だ」と問いかける。ただそれだけのまじないに、悪友の修二はのめり込んでいった。やがて電話越しに聞こえたのは、聞き覚えのない平…
続きを読む:ゲシュタルト崩壊犬に呪われたら
苦手だった実家の犬ゴン。その犬が世を去って数年後、深い眠りの中で夢に現れ、私にある宣告を残した。目覚めると天井はやけに高く、隣には見知らぬ男が眠り、鏡には一匹の…
続きを読む:犬に呪われたら七枚目の見積書
甲府盆地の外れで借りた元養蚕農家の納屋から、昭和六年の手書きの見積書が七枚出てきました。家の傷む順番も、下三桁の金額も、六十年前の紙と静かに重なっていきます。順…
続きを読む:七枚目の見積書見ていない廊下
閉館の決まった科学館で夜警を始めた私は、モニターに映る人影に気づきます。それは私が見ている画面には決して現れず、目を離した場所にだけ立っていました。観測されるま…
続きを読む:見ていない廊下ヒッチハイク(長編)
今から7年ほど前の話になる。 俺は大学を卒業したものの、就職も決まっていない有様だった。昔から追い詰められないと動かないタイプで、「まぁ何とかなるだろう」とお気…
続きを読む:ヒッチハイク(長編)ミステリーを応援する
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