カテゴリー: 心霊ちょっと良い話

青いみかん

小学2年生まで自分は感情の起伏の無い子供だったらしく、両親がとても心配し、よく児童相談所や精神科のような所へ連れて行っていた。 その時も面倒臭いとも楽しいとも思…

親父の微笑み

俺が地元を離れて仕事をしていた時の事。 休みも無い仕事だらけのGW中に、普段は滅多に掛かっては来ない実家からの電話が鳴った。 親父危篤、脳腫瘍。持って数ヶ月。 …

光る玉

私の母は私を産む前に二度流産しており、三度目(私)の時も、何度か駄目になりかけていたそうです。 妊娠4ヶ月頃の時も、やはり体調を崩して流産しかけたらしいのですが…

お袋の笑み

誰が言ったか忘れたが、男が涙を見せて良いのは、財布を落とした時と母親が死んだ時だけだそうだ。 そんな訳で、人前では殆ど泣いたことの無い俺が生涯で一番泣いたのは、…

兄が進む道

私の兄は優秀な人間でしたが、引き篭もり癖がありました(引き篭もりという言葉が出来る前のことです)。 生真面目過ぎて世の中の不正が許せなかったり、自分が世界に理解…

亡くなった人からの電話

亡くなった人からの電話というのは本当にあるのかな。 ※ 自分の中学生になる息子が、夏休みに自転車で四国一周をすると言い出した。 それで携帯を持たせて毎日連絡する…

もどり雪

一月の終わり、山守りのハルさんは、山の見廻りを終えて山を下っていた。 左側の谷から、強烈な北風に舞い上がった粉雪が吹き付けてくる。 ちょっとした吹雪のような、『…

常連客

学生時代、叔父が経営する小さな小料理屋(居酒屋)で手伝いをしていた。 常連客の中に、70代のMさんという真っ白な頭の爺様が居た。 ほぼ毎日、開店時間の16時から…

祖母の加護

小さい頃から、寂しかったり悲しかったり困ったりすると、何だか良い香りに包まれるような気がしていた。 場所や季節が違っても、大勢の中に居る時も一人きりで居る時もい…

みほちゃん

看護学生の頃、友達と遊びに行った先で交通事故を目撃しました。 勉強中の身ではあったのですが、救急隊員が駆け付けるまでの間、友人の手も借りながら車に撥ねられた女の…

川辺で会ったおじさん

小学5年生の頃、隣のクラスに関西からの転校生S君が来た。 ある日の昼休み、体育館の片隅でS君がクラスの野球部数名から小突かれたりして虐められているのを発見した。…