親友の加護
もう三年程前の話です。 友人が癌になり、全身に転移してしまい、死ぬ為に病院に入院する事になった。 当時そんな事は知らなかったのだけど、偶然寿退社して暇だった私は…
怖いだけじゃない心霊体験もある——亡くなった家族からのメッセージ、不思議な助け、再会のような感覚。心霊ちょっと良い話は、怖さの中に温かさが宿るジャンルです。怖いだけでは終わらない、亡き人の想いが残る話を200話以上収録しています。
もう三年程前の話です。 友人が癌になり、全身に転移してしまい、死ぬ為に病院に入院する事になった。 当時そんな事は知らなかったのだけど、偶然寿退社して暇だった私は…
私の母の実家は一度、家が全焼してしまう大火事に遭いました。 当時住んでいたのは、寝たきりのおばあちゃんと、母の姉妹6人だけ。 皆が寝付いて暫く経った頃、お風呂を…
留学の朝、病室の母が枕の下から出した包みには、母がくれた腕時計と手紙が入っていた。八か月後、その腕時計は三時十二分で止まる。母は一昨日の夜中、同じ時刻に旅立って…
盆に母屋の死んだじいちゃんの夢を見た。 母に言ったら、 「じいちゃん帰って来たんだね」 と言われた。 ※ それから10年。 10年も経ってから、 「実はあの時、…
友人に山岳部のやつが居る。そいつが何処だか忘れたが、結構有名な日本の山に部員と登った時の話。 ちょうど山の中腹まで登った頃に濃霧が立ち込めて来て、他のメンバーと…
私が12歳の時、両親が他界した。 私には三つ年下の弟が居たのだが、それぞれ別々の親戚に引き取られた。 一ヶ月も経たないうちに親戚の私に対する態度は冷たくなり、私…
これはある一人暮らしの女の子が、うつ病になった時に体験した不思議な話です。 その女の子は人間関係が原因で仕事を辞め、殆ど引き篭もり状態になり、毎日死にたいと思う…
去年、祖父が亡くなりました。 僕は祖父にはよく可愛がってもらっていましたが、何の恩返しもできないまま逝ってしまいました。 不思議な体験というのは、その祖父の葬儀…
小学二年の俺が町外れの小さな公園で出会ったのは、木の棒でライオンを描く二つ上の友也君と、彼を透けた体で見守るおじいさんだった。親父のベルトで二人をくくって公園の…
夜に2階の自室で、一人で本を読んでいた時のこと。 実家は建てた場所が悪かったのか、ラップ現象が絶えなかった。 自分は単に家鳴りだと思っていたのだが、その日はポス…
怖いというか、怖い思いをして来た爺ちゃんの、あまり怖くない話。 俺の死んだ爺ちゃんが、戦争中に体験した話だ。 爺ちゃんは南の方で米英軍と戦っていたそうだが、運悪…
今から14年前に家を建て替えようという話になり、一時的に引っ越すことになりました。 その時に借りた家で体験したお話です。 場所は愛知県の岡崎市で、2年程前に近く…
私は子供の頃、雷に打たれた事があります。 左腕と両足に火傷を負いましたが、幸いにも大火傷ではありませんでした。 現在は左腕と左足の指先に、微かに火傷の跡が残って…
半年ほど前に体験した話。 今のアパートは所謂『出る』という噂のある訳あり物件。 だが私は自他共に認める0感体質、恐怖より破格の家賃に惹かれ、一年前に入居した。 …
これはうちのじいちゃん(既に逝去)に聞いた話。 じいちゃんは、鉄工所を経営する腕利きの職人だった。 じいちゃんが若い頃(戦後間もなくだと思う)、仕事の得意先に製…
20年程前の話。田舎で祖母が亡くなった時のこと。 母方の実家は地元では名士で、医者でも教師でもないのに、祖父は周りから先生と呼ばれていた。 そういう人なので、あ…
怖くはないけど、お盆が来る度に思い出す不思議な話。 今から10年程前、長男が4才の時の夏。 俺達家族は例年通り、俺の実家に帰省していた。 父は10年以上前に事故…
出雲の斐伊川沿いの町には、人を送り出すときの古い作法が残っています。伯母の家の三和土に置かれた白いスニーカーは、一年が近づいても片付けられませんでした。半年後の…
小学2年生まで自分は感情の起伏の無い子供だったらしく、両親がとても心配し、よく児童相談所や精神科のような所へ連れて行っていた。 その時も面倒臭いとも楽しいとも思…
お隣に、両者とも全盲のご夫婦が住んでいらっしゃいます。 この話は、ご主人から茶飲み話に伺ったものです。 ※ ご主人は16歳の時に、自転車事故で失明されたそうです…
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