家族からの電話

公開日: 心霊ちょっと良い話

携帯電話を持つ女性(フリー写真)

これはある一人暮らしの女の子が、うつ病になった時に体験した不思議な話です。

その女の子は人間関係が原因で仕事を辞め、殆ど引き篭もり状態になり、毎日死にたいと思うようになっていたそうです。

それである日、天井から電気コードを吊してそれに首を掛けようとしたその時、突然電話が鳴りました。

その子はハッと我に返り、電話に出てみると母親の声で

「もしもし~。最近どう?」

と言われました。

時刻は夜中の3時、普段ならこんな時間に連絡して来るなんて絶対に有り得ない。

そう疑問に思いながらも適当に話を合わせていると、

「いや、実はねぇ…。おばあちゃんが、アンタが死んじゃうから電話しろって言って聞かないのよ~」

と言われたそうです。

その女の子はその時、言葉に出来ない感情が溢れて来て、その場で泣き崩れたそうです。

もちろんそのお陰で自殺も思い留まったそうです。

将棋盤(フリー写真)

角の頭に歩を打て

先週、親父と将棋を指した。 欲しい本代を賭けての勝負だけに、負けられない一戦だった。 俺は親父から将棋を教わった。 当然親父の方が強い。実力にはかなりの差がある。 …

市松人形(フリー写真)

華ちゃん

高校生の時に婆ちゃんが亡くなり、形見で市松人形を頂いた。 かなり古いが可愛い顔で、良い品だと見て取れるような市松さん。 『華ちゃん』と名付け、髪飾りを作って付けてあげたり…

繋いだ手(フリー素材)

おばあちゃんが結んだ御縁

半年前に誕生日を迎えたんだけど、その夜に不思議な夢を見た。 昔のおじいちゃんの家で正座をしていて、辺りを見渡していたら、ふとおばあちゃんが入って来た。 おばあちゃん、四歳の…

女性の後ろ姿(フリー写真)

ドライブの夢

3年前に昔の彼女が死んだ。信号無視の車に轢かれ、打ち所が悪かったのだ。 当時は既に別れていたから、友人から聞き葬式には出席できた。 復縁して別れた彼女だったのだが、一回目…

地下鉄(フリー写真)

目に見えない存在の加護

その日はいつも通りに電車に乗って会社へ向かった。 そしていつものようにドアに寄り掛かりながら外の景色を眺めていた。 地下鉄に乗り換える駅(日比谷線の八丁堀駅)が近付いて来て…

お婆ちゃんの手(フリー素材)

牛の貯金箱

小学生の頃、両親が共働きで鍵っ子だった俺は、学校から帰ると近所のおばあちゃんの家に入り浸っていた。 血縁者ではないが、一人暮らしのばあちゃんは俺にとても良くしてくれたのを覚えてい…

皺のある手(フリー写真)

青いみかん

小学2年生まで自分は感情の起伏の無い子供だったらしく、両親がとても心配し、よく児童相談所や精神科のような所へ連れて行っていた。 その時も面倒臭いとも楽しいとも思った事は一切無く、…

昔の電話機(フリー画像)

申し申し

家は昔、質屋だった。と言ってもじいちゃんが17歳の頃までだから私は話でしか知らないのだけど、結構面白い話を聞けた。 田舎なのもあるけど、じいちゃんが小学生の頃は幽霊はもちろん神様…

版画(フリー素材)

婆ちゃんの戦時中の話

昔、婆ちゃんから聞いた戦時中の話を一つ。 第二次世界大戦中、うちの婆ちゃん(サノ)が10歳の頃の話です。 ※ 婆ちゃんはお姉さんと避難のために親元を離れ、田舎の遠い親戚の家に…

夜の海(フリー素材)

ばあちゃんのまじない

部活の合宿で、他の学校の奴も相部屋で寝ていた時の事。 ある奴が急に魘され、布団の上でのた打ち回り始めた。起こそうとしても全然起きない。そのまま魘され続ける。 起きている奴等…