カテゴリー: 心霊体験

誰かに話すと信じてもらえないかもしれない、あの体験。心霊体験談を実話風に描いた短編を集めました。ゾクっとする感覚と、不思議な余韻をお楽しみください。

お礼参り

家の近所にお墓がある。そこに一人で住んでいるおばあさんが体験した話。 ある夜、そのおばあさんは布団に入って眠っていたが、人の気配を感じて起きたらしい。 だがそん…

バックミラーの男

私の妹が体験した話を書かせていただきます。 以前、海へキャンプへ行った時のことです。 そこは自然のビーチで、近くには御手洗い等がなく、御手洗いに行きたい時は、少…

赤い扉から聞こえる声

私が小学生の頃に体験した話。 一学期に一回、クラス内で模擬店をする時間があった。 小学生にとってはお店屋さんごっこをさせられる時間でしかなかったが、他クラスが勉…

崖っぷちの写真立て

俺が20年以上前、大学時代に体験した話。 友達がワンボックスの車を買ってもらったからと、仲の良い女の子達も誘って紅葉狩りに行ったんだ。 山奥で湖があって山道を歩…

沢の桟橋で待っていた友達

小学六年の林間学校、二日目の午後。苔に覆われた沢の桟橋で待つと約束した友達は、俺に気づかないまま走り去った。担任は欠席だと言い、その夜、違う棟の暗がりから「ここ…

余るプリント

この間久しぶりに会った、20年来の幼馴染から聞いた話。 幼馴染(A男)は、ある女子高で英語の教師を勤めていた。 Aはいつも英語を教えるクラスの生徒に配るプリント…

ひとりおしゃべり

「ひとりおしゃべり」というものをご存知でしょうか。 降霊術の一つだそうで、椅子を二つ用意して片方に座り、もう一つの空いた椅子に向かっておしゃべりを続けると霊が出…

児童の数

小学生の時、夏休みに学校で一泊する、という行事はありませんでしたか? 何年か前、近所の小学校でそういう行事があり、ナレーションの仕事を地味にやっている私にお呼び…

白昼の幽霊

小学校低学年の頃の話です。 可愛がっていたセキセイインコが死んでしまいました。 近くに川があるので、川に流してあげようと川へ向かいました。 河原は石が敷き詰めら…

落ちるおじさん

先日、大学の同期の友人と久々に食事した時の話。 友人は大阪に出て技術職、私は地元で病院に就職しましたが、勤めている病院は古く、度重なる増改築で構造はぐちゃぐちゃ…

赤い目

親父が酒の席で怖い話となると毎回話す体験談を一つ。 今から25年程前、親父が30代前半の頃の話。 ※ 親父はヨットが趣味なのだが、当時はまだ自分のヨットを持って…

灯籠流し

小学生の頃、よくH瀬村と言う山奥にある村に遊びに行っていました。 毎年夏になると、写真好きの父に連れられて村を訪れ、村外れにある川で泳ぐのを楽しみにしていました…

三階のトシ子ちゃん

春というのは若い人達にとっては希望に満ちた、新しい生命の息吹を感じる季節だろう。 しかし私くらいの年になると、何かざわざわと落ち着かない、それでいて妙に静かな眠…

夜中の足音

今から10年前に体験したことを書きます。 当時は自衛隊に入隊したばかりで、夏の頃でした。 訓練が始まる前日、期待や不安でいっぱいだった私はなかなか寝付けませんで…

出前のバイト

大学生の頃に体験した話。 俺は下宿近くにある定食屋で出前のアルバイトをしていた。 本業の片手間の出前サービスという感じで、電話応対や梱包、配達まで調理以外のをほ…

無数の手

昔、趣味で釣りによく行っていた時の話。 海釣りと言っても沖の方に出るのではなく、磯や岩場で釣る方だ。 その日も朝早くから支度をして車で出掛けた。 今回選んだ場所…

早く閉まるゲーセン

もう3年以上前になるかしら。 当時行き付けだったゲーセンは、何故だか知らないが必ず22時に閉店していた。 元々寂れたゲーセンではなかったし、大学の近くだったのも…

峠の廃村に落ちていた井戸の蓋

お盆のソロツーリング二日目、熊本と宮崎の境の林道で俺はバイクを壊した。三時間歩いても神社に戻れず、辿り着いたのは五、六戸の峠の廃村。玄関にもたれて眠った夜、磨り…

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