一脚だけ開いている椅子
石川・七尾の一本杉通りの福引所には、パイプ椅子が一脚だけ開いたまま置いてあります。木の箱に手を入れた孫の耳元で「それだっ」と怒鳴った祖父の声と、六等の日本酒の裏…
続きを読む:一脚だけ開いている椅子石川・七尾の一本杉通りの福引所には、パイプ椅子が一脚だけ開いたまま置いてあります。木の箱に手を入れた孫の耳元で「それだっ」と怒鳴った祖父の声と、六等の日本酒の裏…
続きを読む:一脚だけ開いている椅子十年以上寝たきりで、最後の方は痴呆になってしまっていたおばあちゃん。 帰省してお見舞いに行った時、私の名前も分からなくなった祖母の傍にいるのが辛くて、 「もうい…
続きを読む:おばあちゃんの料理仕事場へ行くのに便利な山道があり、そこをバイクで通っていた時の話。 山道の途中に小さな集落があって、暫く行くとこんもりとした丘上になっている山があった。 何気に…
続きを読む:地図に無い土地若くして亡くなった夫は、美術的な才能のある人でした。 でも息子は小学生の頃から図画の授業は全然ダメ。 その点は父親に似なかったんですね。顔も似ていません。 性格…
続きを読む:あの世とこの世現在就活中で、大阪と兵庫の辺りをうろうろしている。 昨日ホテルに帰る途中のタクシーの中で、一緒に居た友人が何故か怖い話を始めた。 その時に運転手さんから聞いた話…
続きを読む:消えたヤンキー春というのは若い人達にとっては希望に満ちた、新しい生命の息吹を感じる季節だろう。 しかし私くらいの年になると、何かざわざわと落ち着かない、それでいて妙に静かな眠…
続きを読む:三階のトシ子ちゃん子供の頃の体験談を一つ書いてみる。 幼稚園くらいの話だけど、今も鮮明に覚えている。 祖父の家が結構近くて頻繁に家族で通っていたのだけど、祖父の家は関東で、田舎で…
続きを読む:見知らぬ場所大学生の頃に体験した話。 俺は下宿近くにある定食屋で出前のアルバイトをしていた。 本業の片手間の出前サービスという感じで、電話応対や梱包、配達まで調理以外のをほ…
続きを読む:出前のバイト先日、酔っ払いに絡まれている女性がいたので助けました。 その時、酔っ払いに引っ張られ、シャツの生地の縫合部分が裂けました。 その日に限って、病気で亡くなった妻が…
続きを読む:破れたシャツ漁師をしていた爺さんから聞いた話。 爺さんが若い頃、夜遅く浜辺近くを歩いていると、海の方から何人かの子供の声が聞こえてきた。 『こんな夜遅くに、一体何だ?』と思…
続きを読む:海から聞こえる声ミステリーを応援する
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