タグ: 不思議な話

まだ開いていた店

母の入院見舞いで帰省した北陸の町。シャッター街になった商店街の奥に、子供の頃に通った手芸店の灯りがまだ残っていた。そこにいたのは、五年前に亡くなったはずのおばあ…

鏡台に残る匂い

遺品整理で買い取った古い鏡台を店に置いた翌日から、閉店後の店内で誰かが髪を梳く音が聞こえるようになった。娘が見たという「きれいなひと」の正体とは。…

シャッター街の灯り

フリーランスの写真家が深夜の商店街で撮影中、閉まっているはずの店に灯りが見える。写真を確認するたびに、その灯りの中に何かが写り込んでいることに気づく。…

湯けむりの向こう側

家族旅行で訪れた古い温泉旅館。どこか懐かしいその場所で、私は湯けむりの向こうに誰かの気配を感じた。亡き祖母が残してくれた、温かな不思議の記録。…

季節外れの白菊

祖母が亡くなって三か月後、実家の片付けで久しぶりに帰省した夜。縁側で眠りかけたとき、聞こえてくるはずのない子守唄がして——静かな心霊体験の話。…