98 :名無し:01/08 23:14 気のせいかも知れませんがよろしいですか? 99 :名無し:01/08 23:16 取りあえずどうぞ 100 :名無し:0…
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男はふとある村の事を思い出した。 数年前、一人で旅行した時に立ち寄った小さな旅館のある村。 心のこもったもてなしが印象的で、なぜか急に行きたくなった。男は連休に…
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保育園で保母さんをやっている友達に聞いた話。 その子が通っている保育園はお寺が管理しているところで、すぐ近くにお墓があったりする。 お墓に子供が入って、悪戯をし…
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娘の難産に憔悴しきっていた伯母のもとへ、十年も連絡の途絶えていた幼馴染から、突然の電話がかかってきました。今、神様をやってるのよ、と。すがろうとした夜に、伯母は…
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夜中に屋上から双眼鏡で街を眺めるのが、私のひそかな趣味でした。ある晩、坂の途中の自動販売機の脇に立っていた、痩せて骨の浮いた白い影。目が合うと、それは満面の笑み…
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深夜の帰り道、見慣れた公園の電柱が一本だけ、妙に長く見えました。近づいて気づいたその正体と、向かいの家をいまも覗き続けるものの言い伝えを描いた怖い話です。昼に確…
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怖い話。村をひとつ沈めて造られたダム湖。冷たく濁った底に潜った私たちが目にしたのは、稲のように生えた人間と、それを鎌で刈り取る一人の老人でした。差し出された鎌、…
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小学三年生の夏の夕方、いちばん仲のよかった親友のみおちゃんが言いました。今日の私はほんとうは四十歳なの、と。意味も分からず別れて四十年、自分が四十歳になった朝に…
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冬山に単独で挑む同僚が、万一に備えて遺言ビデオを撮ってほしいと頼んできました。半年後、本当に彼は山で亡くなります。初七日に再生したその映像が一変する、背筋の凍る…
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最終電車で眠り込み、目を覚ますと、終点は、真っ白なドームの駅でした。読めない駅名、灰色の人々、橙色の空。家にも、電話が、つながりません。私が、その異空間から持ち…
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学生の頃の話。 夜、部屋で寝てたら急に金縛りになった。 変な気配がしたので目だけ動かして窓の方を見たら、顔が沢山浮かんでこっち見てた。 なんか霊とかってどんなも…
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占い師に「長くは生きられない」と告げられました。左手を握る、日本のものではない何か。動かないはずの左手でチェロを弾く夢と、肩にそっと置かれる手。予言の年月を越え…
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幽霊より、生きている人間のほうが怖い。九歳で出会った優しい常連客から、夜道の襲撃、そして抑揚のない声で同じ言葉を繰り返した車の男まで。犯罪者とばかり縁のある私の…
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怖い話。古い木造アパートで毎晩のように鳴り続ける深夜のチャイム。けれど監視カメラには誰も映らず、声だけが記録されます。意を決してドアを開けた先にいた者たちの正体…
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不思議な話。底なし沼を埋めた土地に建つ団地、その裏手の古い防風林には、踏み込むと時間が狂い、人の姿が消える暗がりが点在していました。肝試しで消えた少年が見たもの…
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高校の中庭で、世界がぴたりと止まった、あの十秒間。視覚以外の五感がすべて消えたその時を境に、親友との関係も、座席も、自分の記憶までもが、少しずつずれ始めました。…
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子どもの頃、炭焼きだった祖父と山へきのこを採りに入った夏。帰り道は正しいのに同じ景色を繰り返し、谷川の音も消え、いつまでも家に着かない。慌てぬ祖父が一本の煙草に…
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仕事帰り、行きつけの深夜の古書店へ向かいエレベーターを六階で降りると、視界一面が真っ白だった。匂いも音も消えた空間、灰色の服の男、トオリヌケという言葉、そして消…
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早朝、缶コーヒーを買いに出た私を待っていたのは、毒々しい紫色に染まった空でした。見知らぬ自販機、顔のない異形、漂う生臭さ。命からがら家に帰ると、父が静かに口にし…
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中学時代、変わった口癖を持つ友達がいました。ある夏の日、私の部屋に、見知らぬ故人の古い自伝が、ひとりでに現れます。そこに記されていた故人の口癖は、なぜか、その友…
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