暗い歌
数年前、ある靴屋で働いていた時の事。 あまり忙しくない店だったから、閉店後の片付けはスタッフが1人で行っていたんだ。 ある夜、僕が1人で閉店準備をしていると、店…
本当に起きたと語り継がれる怖い話——「本当にあった怖い話」シリーズです。フィクションでは味わえないリアルな恐怖と、誰かの体験が持つ独特の重さをお届けします。
数年前、ある靴屋で働いていた時の事。 あまり忙しくない店だったから、閉店後の片付けはスタッフが1人で行っていたんだ。 ある夜、僕が1人で閉店準備をしていると、店…
実家に帰省したある夏休み。 夜中の3時に自分の部屋でネットをしていた時、私の携帯電話に姉から着信があったの。 姉は廊下を挟んだ向かいの部屋にいるんだから、何か話…
私が生まれる前の話なので、直接見聞きしたことではなく、その点では私の想像で補ってしまう分もあることを先に申しておきます。 それから地名、人名等は仮名としました。…
昨日、ひどく恐ろしい体験をしました。 便宜上昨日と言いましたが、実際は日付が変わって本日の午前1時過ぎのこと。 残業のため終電で帰ってきた私は、家の近くまで走っ…
最近あった喫茶店での話。 普通に時間を潰していたところ、隣のテーブルでなにやら物音。 カリカリカリという音。最初は特に気にもならなかったので本を読んでいたのです…
俺が小学校時代の担任から聞いた話。 大学の夏休みのある夜、友人から電話が掛かってきた。 その友人は俗に言う走り屋で、夏休み中はよく2人で夜中に一緒にドライブに行…
小学生の頃、学校でコックリさんをやりました。 当時は人面犬や口裂け女など怪しい噂のブーム再燃と言った感じで、TVはもちろん、コロコロコミックなどの児童雑誌でも怪…
当時、息子がまだ1才くらいの頃。 のほほんとした平日の昼間、私はテレビを見ながら息子に携帯を触らせていた。 私の携帯には家族以外に親友1人と、近所のママ友くらい…
家賃が相場の半分だった、元仕立物屋の古い借家。北側の四畳半で眠る私の壁の中から、毎晩、何かを数える声がした。慣れてはいけないと祖母に言われた矢先、枕の中から現れ…
北東北の寒村に残る土着のイタコを録音するため、私は年に三日だけの大祭に立ち会いました。場所と日が揃わねば口を開かない理由、そして白い布で目を覆い続ける理由。禁を…
まだ誰もがカセットテープを使っていた頃、亡くなった叔父の遺品だという一本を借りた。深夜、録音が終わった無音に、波の音と、抑揚のない男の声が混じる。海に浮かぶもの…
占い師に「長くは生きられない」と告げられました。左手を握る、日本のものではない何か。動かないはずの左手でチェロを弾く夢と、肩にそっと置かれる手。予言の年月を越え…