曰くのある場所
得意先が移転し、お祝いを兼ねて訪れた。 そこは1階が店舗で2階が事務所。 取り敢えず事務所で話を聞くからと、店舗の奥の給湯室から伸びる階段で2階に上がる。 しか…
続きを読む:曰くのある場所得意先が移転し、お祝いを兼ねて訪れた。 そこは1階が店舗で2階が事務所。 取り敢えず事務所で話を聞くからと、店舗の奥の給湯室から伸びる階段で2階に上がる。 しか…
続きを読む:曰くのある場所産婆だった祖母が、半世紀前のお産の夜に抱えた祖母の違和感。二時間ごとの交代番、二度叩かれる肩、そして夜明けに告げられた「目が無い」という声。孫の私が母から聞いた…
続きを読む:産婆だった祖母の違和感数年前、古本屋で体験した話。 本を売りたいという友人に付き合って大きな古本屋へ行った。 神保町などにある古書店ではなく、漫画や写真集などがとにかく沢山置いている…
続きを読む:文中でのやり取り何年か前に両親が仕事の関係で出張に行っていて、叔父さんの家に預けられた事がある。 叔母さんと中学3年生の従兄弟も歓迎してくれたし、家も広くて一緒にゲームしたりと…
続きを読む:一つ足りないにわかに信じられない話だが、うちのお袋がお袋の祖父に聞いた話。 母方のばあちゃんの実家は、漁師の網元だったらしい。 お袋の祖父(以降祖父)が、よくお袋にしていた…
続きを読む:漁師に伝わるまじない幼稚園児の頃、友達がいたんだ。年少組の時に同じクラスで仲良くなって、家が近かったので年長組に移ってクラスが分かれてからも家を行き来していた。 ある時、その子が私…
続きを読む:足の取れた人形小学六年の林間学校、二日目の午後。苔に覆われた沢の桟橋で待つと約束した友達は、俺に気づかないまま走り去った。担任は欠席だと言い、その夜、違う棟の暗がりから「ここ…
続きを読む:沢の桟橋で待っていた友達学生だった頃、週末に一人キャンプに興じていた時期があった。 金曜日から日曜日にかけてどこかの野山に寝泊りする、というだけの面白味も何もないキャンプ。 友達のいな…
続きを読む:もし、旅かな?茨城県の常磐自動車道の、とあるインターチェンジを降りてすぐの工業団地にあった工場での話。 その工場は夜勤者の交代が夜中の2時で行われていて、2時で交代して帰る途…
続きを読む:お婆さんと地蔵堂この間久しぶりに会った、20年来の幼馴染から聞いた話。 幼馴染(A男)は、ある女子高で英語の教師を勤めていた。 Aはいつも英語を教えるクラスの生徒に配るプリント…
続きを読む:余るプリント昭和五十一年の夏、祖父母の庭の竹垣を越えた瞬間、空気が変わった。蝉の声が遠のき、鉄の門が戸板に変わり、袴の男を乗せた大きな馬が通っていく。吼えない犬だけが、全部…
続きを読む:盛夏の庭を歩いた大きな馬飲み会で後輩から変な話を聞いた。 車の話をしていたのだが、最近、車に不可解な傷がついたとか。 バイト帰りの深夜、他に走る車もない道路で信号待ちをしていたところ、…
続きを読む:不可解な車の傷ミステリーを応援する
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