幽霊と酒

母の同僚のおじさんが釣りに行った時のこと。 朝早く車で出掛けて行き、朝日が昇るまで車の中で焼酎を飲んで暖まっていた。 いつもは待ち時間用の小屋みたいな所で過ごす…

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見知らぬお婆さん

もう15年も前の話。 当時、俺は小田急線の経堂に住んでいて、夜中に城山通り沿いのコンビニまで夜食を買いに行った。 自転車で城山通りを走っていて、コンビニ近くのバ…

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おかんの夢

おかんが癌で亡くなって6年になる。 癌を見つけた時にはもう余命一年の宣告。 親父と相談の上、おかんには告知しなかった。一年間、騙し続けた。 私はその時、二番目の…

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やっかい箪笥

小学校低学年の頃に体験した話。 子供の頃の記憶がはっきりしている自分にしてはおぼろげな記憶なので、一部夢と混ざっているのではないかと思いつつ、なるべく鮮明に憶え…

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廃病院での肝試し

会社の先輩のIさんに聞いた話。 先輩が大学一年の時に、仲の良いサークル仲間四人で肝試しに行くことになった。 市街地から少し離れた所にある廃病院。お化けが出ると結…

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霊道

私は山奥の田舎に住んでいるのですが、子供の頃に体験した話をしたいと思います。 小学生も低学年の頃は親と一緒に寝るのが当たり前ですが、高学年になってくると、やはり…

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ライブ会場の心霊写真

俺が高校の時の話です。 友人にDJをやっている奴がいたので、仲間でライブを観に行ったんです。 着いた時には狭い会場に客が一杯で、ずっと後ろだったのですが、友人の…

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母の想い

子供の頃、家は流行らない商店で貧乏だった。 母がパートに出て何とか生活できているような程度の生活だ。 学校の集金の度に母親が溜め息を吐いていたのをよく憶えている…

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漬物石

去年の7月のことだ。 俺の祖父と祖母は老人ホームで既に他界していて、実家を管理する人がいなかったから、荒れ放題になってしまっていた。 本来ならば、相続の関係で俺…

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姉の夢遊病

大叔母はその昔、夢遊病だったらしい。 もしくは狐憑きなのかも知れないが、取り敢えず夢遊病ということにして話を進める。 目が覚めると何故か川原に立っていたり、山の…

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白い顔

俺は4歳になるまで、夜はばあちゃんの家に預けられていた。 夜はばあちゃんと並んで寝るんだけど、その部屋に亡くなったじいちゃんの仏壇があったんだ。 夜中に目が覚め…

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当世話

俺の実家のある地区では『当世話(とうぜわ)』と呼ばれるシステムがあり、それに当たった家は一年間、地区の管理を任される。 今年はその当世話がうちで、祭事に使う御社…

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沢山の手

私がまだ看護短大に通っていた頃の話です。 看護学生って、看護助手として夜勤のアルバイトをする場合があるのね。 私は家庭の事情から親に仕送りをしてもらえる状況では…

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ロベルト

これは俺が3年前の夏にイタリアのローマで体験した話です。 俺は大学でイタリア文学を専攻していて、大学4年の時に休学し半年間ローマに留学していた。 その時にローマ…

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会社の開かずの間

うちの会社には、開かずの間がある。 嘘みたいな本当の話で、確かにある。 会社は3階建て。その3階の端に資材倉庫があり、その倉庫の奥に扉が設置されている。 新人の…

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父親の謎の行動

俺と弟は心霊スポットが好きで、夜中に曰く付きの廃墟などに侵入していた悪ガキだった。 残念ながら二人とも霊感はないから、殆ど廃墟探険なのだけど、何もない田舎ではそ…

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