地下鉄の路線図に載っていない駅
終電を逃した深夜の東京。乗ったことのない地下鉄の路線に乗り込んだ。駅名標は見えなかった。乗客は誰もいなかった。異変に気づいた時、電車はすでに走り始めていた。…
終電を逃した深夜の東京。乗ったことのない地下鉄の路線に乗り込んだ。駅名標は見えなかった。乗客は誰もいなかった。異変に気づいた時、電車はすでに走り始めていた。…
新しく引っ越したマンションのエレベーターで起きた、説明のつかない不思議な出来事。…
毎朝の散歩コースに突然現れた小さな祠。中に置かれた紙には、三年前に亡くなった祖母の筆跡に似た「まいにち、みてるよ」という文字が。翌日、祠は跡形もなく消えていた。…
数年前、ふと一つの村のことを思い出した。 一人旅をしたときに立ち寄った、小さな旅館のある山あいの村だ。 豪華さはないが、女将さんの笑顔や素朴な料理など、心のこも…
結婚して四年目のことでした。 会社に、ひときわ可愛い事務の女の子が入ってきました。 もちろん浮気をしようという気持ちはありませんでしたが、心のどこかで彼女のこと…
近所の中華屋でラーメンを食べた時のことだ。 会計をしようとすると、店主が静かに言った。 「今日はお代はいただきません。実は今日で店を畳むんです。あなたが最後のお…
あれは、友人が塾で帰りが遅くなったある晩のことでした。 人通りのほとんどない細い道を、家へと歩いていた時。 道の向こうから、誰かがこちらに向かって歩いてくるのが…
あれは、私が中学生の頃の出来事でした。 夜の塾を終え、星空を見上げながら、のんびりと自転車を漕いで家に帰っていました。 時刻は夜の十時を少し過ぎた頃だったと思い…
十代の頃の話だ。 善悪の分別もつかず、学校にも行かず、仕事もせず、仲間と遊び歩いていた頃のこと。 ある夜、いつものように友人から電話が入り、「今から肝試しに行こ…
ある日、私は商店街の裏にある友人のアパートへ遊びに行った。 そのアパートは古びた二階建てで、一階には共同のトイレがあり、友人の部屋はその一番奥にあった。 夜が更…
俺の実家は、岩手県のとある地方にある。 毎年帰省しているが、田舎には「本家」という、一族を統括する家が存在することを知っているだろうか。血筋の出所であり、親戚縁…
ある新婚夫婦が、念願のマイホームを購入するため、不動産屋を訪ねた。 二人は物件を探す中で、少し古いが条件に合った一軒家を見つけた。和風の造りで趣があり、値段の割…
7年ほど前、タクシーの運転手さんから聞いた話です。 当時、私は六本木にある会社に勤めていました。仕事は夜遅くまでかかることが多く、終電を逃すたびにタクシーで帰る…
6年前、まだ私が十代の頃の出来事です。深夜、私と友人、そして年上の先輩二人の計4人で、地元で有名な心霊スポットへ向かうことになりました。 その場所は山奥の廃墟で…
これは、あるクレーマーの家系にまつわる、恐ろしくも哀しい話である。 私が働いている店舗によく来るクレーマーがいるのだが、その人物について町中に広まっている噂を耳…
これは、実際に起こった事件にまつわる話です。 ※ 今から15年前、私は10歳でした。 私の地元は山形県の中でも特に山あいの田舎で、ご近所さんは皆、顔見知りを超え…
幼い頃に体験した、とても恐ろしい出来事について話します。 その当時私は小学生で、妹、姉、母親と一緒に、どこにでもあるような小さいアパートに住んでいました。 夜に…