夜の電車で出会ったアケミちゃん
大学に入学し、少しずつ友人ができ始めたある日のことだった。 夜の九時過ぎ、仲良くなった友人Aから電話がかかってきた。 「今、うちにBとCも来てるんだ。暇なら来な…
夜中に一人で読んではいけない、と分かっていても止まらない。背筋がぞっとする怖い話・ホラー短編をまとめました。実話風の体験談から本格的な怪談まで、幅広い怖い話を揃えています。
大学に入学し、少しずつ友人ができ始めたある日のことだった。 夜の九時過ぎ、仲良くなった友人Aから電話がかかってきた。 「今、うちにBとCも来てるんだ。暇なら来な…
赤いマフラーと届いた呪い 半年ほど前、私は人生で初めて、“本気で気味が悪い”体験をした。 それは幽霊でも怪異でもない。けれど、心の底から震えるような恐怖だった。…
蝉の声と、じいちゃんのまなざし これは、俺が十年以上も前に体験した実話だ。 当時、俺は田舎にある実家で暮らしていた。 実家は古い日本家屋で、周囲は田んぼに囲まれ…
ドライブのはじまり この話は、いわゆるオカルトや怪談に分類されるかどうか、少し微妙なところがあります。ですが、個人的には今でも忘れられない、非常に恐ろしい体験で…
毎年、夏になると、地元に帰省して高校時代の仲間5人で集まっている。 今年も例年どおり集まったのだが、ひとつだけ、どうにも説明のつかない出来事があった。 誰かに聞…
確か、小学2年生の頃の出来事です。 クラスで仲の良い友人が、ある日こう言いました。 「すごい場所があるんだよ! 今日行こうぜ!」 彼は以前から「宇宙人を見た」な…
近年、インターネットを中心にある奇妙な噂がささやかれています。その噂は、ゲーム内の“名前入力”にまつわるものです。 その名は――「ツナカユリコ」。 何の変哲もな…
ある日、男はふと、かつて訪れた小さな村のことを思い出した。 それは数年前、一人旅の途中で立ち寄った、小さな旅館のある村だった。 静かで穏やかで、そしてなによりも…
これは、今から10年以上前──私が中学生だった頃に体験した、今も忘れられない出来事です。 当時、私はある“同じ夢”を何度も繰り返し見ていました。 夢の中で、私は…
約10年前のことです。 私は地元のゲームショップでアルバイトをしていました。 ある晩、閉店間際の静かな時間帯に、突然ひとりの年配の女性が店に駆け込んできました。…
こんな所でヒサユキの名前に会うとは、実際のところ驚いている。 彼女の事について真相を伝えるのは私としても心苦しいが、だがこの様に詮索を続けさせるのは寧ろ彼女にと…
これは今から7年ほど前、私が一人暮らしを始めたばかりの頃の話です。 高校を卒業し、就職と同時に実家を出て、徒歩30分ほど離れた土地で初めての一人暮らしを始めまし…
山は怖い。 その理由はいくつもある。幽霊、野生動物、天候の急変など、命に関わる要素がいくつも潜んでいる。 けれど、それらの中でも最も恐ろしいのは、「人間」だと俺…
近所に家族ぐるみで懇意にしてもらってる神職の一家がある。 その一家は、ある神社の神職一家の分家にあたり、本家とは別の神社を代々受け継いでいる。 うちも住んでいる…
中学生の頃、俺は横浜に住んでいた。 親父は地元の教会で神父をしており、性格は聖職者らしからぬざっくばらんとしたものだった。信者たちからの人望も厚かった。 信仰熱…
小さな頃、私は「知的障碍があるのでは」と思われていました。 言葉や文字に遅れはなく、読み書きも問題はありませんでした。 しかし、人と目を合わせない、会話ができな…
これは私自身の実体験です。 …と言っても、正確には“まだ終わっていない”話なのですが──とにかく、聞いてください。 ※ 私は現在23歳、介護士として働いており、…
※本作品は実話をもとにしたフィクションです。 ※ これは、ある警察官の友人が数年前に経験したという、実際の出来事をもとにした不思議な話です。 友人は、高速道路交…
これは、私がまだ小学校に上がる前の、夏の終わりに体験した不思議な話です。 ※ その日、私は母方の祖父母が住む田舎の家で、昼寝をしていました。 何度も訪れていたは…
「これまで、いろんな霊体験をしてきたって言ってたけど、命の危険を感じるような、洒落にならないくらい怖い体験って、ある?」 ある日、ふとした会話の流れで、以前付き…