タグ: ほんのり怖い話

最後列の同乗者

新幹線運休の振替で乗った夜行バスの最後列。消灯後、隣席に「酔ってしまって」と座ってきた女性。サービスエリアで降りた彼女は戻らず、運転手は最後列はあなた一人ですと…

まだ開いていた店

母の入院見舞いで帰省した北陸の町。シャッター街になった商店街の奥に、子供の頃に通った手芸店の灯りがまだ残っていた。そこにいたのは、五年前に亡くなったはずのおばあ…

シャッター街の灯り

フリーランスの写真家が深夜の商店街で撮影中、閉まっているはずの店に灯りが見える。写真を確認するたびに、その灯りの中に何かが写り込んでいることに気づく。…

誰かの足音

深夜一時を過ぎると必ず聞こえてくる廊下の足音。古いマンションに引っ越した男性が体験した、夜ごとの来訪者の正体とは。…

二通ずつ届いた手紙

島根の地方紙で投書欄を担当していたころ、山あいの集落から一字一句まったく同じ本文の手紙が、毎回二通ずつ届きました。筆跡はわずかに違い、片方の消印は二十年も前に廃…

佐々間のおばちゃん

共働きの両親に代わって俺の世話をしてくれた『佐々間のおばちゃん』。ある日、寝たきりのはずの婆ちゃんが俺を二階に隠し、おばちゃんは日が暮れるまで三度うちを訪ねて来…