怖い話・不思議な体験・都市伝説まとめ|ミステリー
押入れの向こうの商店街
杉並区の古いアパートに引越した私は、押入れの奥に隠れた引き戸を見つけた。開けると昭和40年代の商店街が広がっていた。昭和42年の新聞の日付、駄菓子屋のおばさんの…
続きを読む:押入れの向こうの商店街柳の向こうの旅館
仕事帰りに立ち寄った山陰の温泉街。地図アプリが固まったまま迷い込んだ柳の路地の奥に、橘屋という古い旅館の提灯が揺れていた。翌朝目覚めると、私は車の中にいた。…
続きを読む:柳の向こうの旅館隣の部屋の音楽
引っ越した翌月から、毎晩午後11時に隣の部屋からピアノの音が聞こえてくる。でも管理会社に確認すると、その部屋は2年前から空室だと言う。そして朝、部屋の内側に一本…
続きを読む:隣の部屋の音楽閉館前夜の客
地域誌のカメラマンが取材で訪れた廃館前夜の映画館で、最後列に座る着物の老婦人を目撃する。客が全員帰ったはずの劇場で、床に落ちていた古い半券に書かれた映画のタイト…
続きを読む:閉館前夜の客用水路の向こう
父から引き継いだ棚田の水路管理。「向こう岸に何かいても見るな」と言われていたが、ある夜の見回りで向こう岸に人の形をしたものを見た。翌朝、管理していた分水板が一枚…
続きを読む:用水路の向こう日付の合わない駅
出張帰りに無人駅で押した駅スタンプには、なぜか四年半先、十二年先、二十年先の日付が刻まれていた。古びた台帳と紺色の作業着の老人が示した、数十年前から続く決まりと…
続きを読む:日付の合わない駅シャッター街の振り子
県北の閉じた商店街で、唯一灯りが点いていた古い時計店。すべての振り子が同じ時刻で止まっていた。仕事を終えて知らされた事実は、その店は十年前にもう存在しないという…
続きを読む:シャッター街の振り子最後列の同乗者
新幹線運休の振替で乗った夜行バスの最後列。消灯後、隣席に「酔ってしまって」と座ってきた女性。サービスエリアで降りた彼女は戻らず、運転手は最後列はあなた一人ですと…
続きを読む:最後列の同乗者内線の向こう
中小IT企業の受付として働く私の元に、昼休み明けだけ鳴る謎の内線があった。昭和五十三年入社の田中さんを呼ぶ、穏やかな男の声。三年経ったある日、その声が私の名字を…
続きを読む:内線の向こう三時台の住所
深夜のタクシー無線に、営業所が出したはずのない配車指示が入るようになった。訪ねた住所はいつも更地だった。『三時台の住所』と呼ばれる怪異を、個人タクシー運転手が淡…
続きを読む:三時台の住所貝殻をくれた子
十歳の夏、瀬戸内の小さな島で毎朝会った水色のワンピースの女の子。別れ際の言葉の意味を、二十年近く経って祖母の葬儀の夜にようやく知る、海辺の心霊ちょっと良い話。…
続きを読む:貝殻をくれた子ミステリーを応援する
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