をのこ草子

公開日: 世界の謎

img_0-1

「をのこ草子」という文書を知っていますか?

江戸時代に書かれた読み物で、現代でいえば小説みたいなものなのですが、作者が不明で、成立年代もはっきりしません。

書いてある内容が驚くほど現代日本の世相を言い当てているため、最近注目を浴びている文書です。

「今より5代250年を経て、世の様変わり果てなむ。切支丹の法いよいよ盛んになりて、空を飛ぶ人も現はれ、地をくぐる人も出るべし。風雲をかりて雷電を益するものもあらむ。死したるを起こす術もあるべし。」

「よろず南蛮の風を学び、忠孝節義はもとより、仁も義も軽んぜらるべし。」

「さるままに人の心も漸く悪となりて、恐ろしき世の相を見つべし。妻は夫に従はず、男は髪長く色白く痩せ細りて、戦の場になぞ立つこと難きにいたらむ。女は髪短く色赤黒く袖無き着物を着、淫に狂いて父母をも夫をも、その子をも顧みぬ者も多からむ。」

「かくていよいよ衰えぬるそのはてに、地水火風空の大いなる災い起こりて、世の人十が五まで亡び異国の軍さへ攻め来るべし。」

明治以降、西洋近代文明を受け入れた日本の社会は、まさにこの通りとなりました。

特に、”死したるを起こす術”が近々の臓器移植に関するものと言うならば、まさに現代社会の風景を現している下りであるといえなくはないでしょうか。

日本社会は隅々まで西洋文明(南蛮)から学びとった結果、物質文明や利益追求主義がいつのまにやら正義となってしまい、日本人としての心が失われ、利己主義が蔓延した世の中になりました。

単純に書いてあることを鵜呑みにするならば我々の将来は次のようになるはずです。

「日本の国力(経済)はますます弱まり不況を克服できず、さらに追い打ちをかけるごとく、天変地異の大災害(局所的な地震などではない)で、人口の約半分が死滅する。大混乱のうちに治安維持を名目に、あるいはあからさまな侵略目的で、外国軍が進駐し日本を支配下に置こうとする」

関連記事

話しかけてきた人影

私の祖母は、亡くなるまでに何度もこの話をしていた。それは、私の父がまだ赤ん坊だったときのこと。 ロンドンが空襲に遭い、住む家を破壊されてしまった祖母は、友人の家に身を寄せることに…

犬と結婚した男

現在、インドには日本の人口の約10倍となる約12億人が暮らしている。ゆえに、それだけ人がいれば変わり者も多い。 2012年に『犬と結婚した男がインドいる』とネット上で話題になった…

自殺の聖歌『暗い日曜日』

1936年2月、ハンガリーのブダペスト市警が靴屋主人ジョセフ・ケラーの死亡現場を調査中、奇妙な遺書を発見した。 自殺したケラーが書き残したその走り書きのような遺書には、とある歌の…

天使(フリー画像)

犯行監視カメラに映った天使

ジャカルタの街の犯行監視カメラに撮影された映像。インドネシアでは新­聞やニュースにも掲載され人々を驚かせた。 天使は、旧約聖書と新約聖書に基づいている。 ­御使いは…

ペガサス計画

CIA(中央情報局)とDARPA(国防高等研究計画局)が中心となったアメリカの極秘の時空トラベルプロジェクト「ペガサス計画」をご存知だろうか? タイムトラベル技術を応用して月や火…

聖徳太子の地球儀

聖徳太子が持っていたとされる地球儀の表面には、南北アメリカ大陸やユーラシア大陸などがレリーフのように描かれている。 また、1800年代に発見された南極大陸に相当する大陸や、ムー大…

夕焼け

前世の記憶を持つ少年

不思議な話が伝えられています。それは前世についての知識もないはずの幼い子供が、突如として自らの前世の話を始め、親を驚かせたというものです。 現在、アメリカ合衆国オハイオ州で、一…

続・ペガサス計画

「ペガサス計画」にまた一人、証言者が現れた。 Daily Mirrorが報道したところによれば、キャプテン・ケイと名乗る退役海兵隊員が17年間、火星に作られた軍事基地に配属されて…

サンタクロースに会ったぜ

1968年、アポロ8号は人類史上初めて月の裏側を周回した。 乗組員は、フランク・ボーマン船長、ジム・ラベル飛行士、ウィリアム・サンダース飛行士の計3名である。 アポロ8号の…

空からの落下物

皆さんは、ファフロッキーズという現象をご存知だろうか。 空から突然、カエルや魚が降ってくる現象の事だ。古くは、9世紀頃の日本でも観測されている。 天空より降ってくるものは実…