ロンギヌスの槍

公開日: 世界の謎

f0009523_19433344

ゴルゴダの丘で磔られたキリストを貫いた槍。これを手中にした者は過去の歴史において覇権を確立してきたという。

そして時は流れて20世紀。この「ロンギヌスの槍」の魔力に魅せられたもう1人の男がいる。

第三帝国を率いたアドルフ・ヒトラーである。

1938年にナチスがオーストリアを併合した際、ヒトラーはハプスブルク家の財宝を奪い去ったと言われているが、一説によれば、ヒトラーはまず何よりも「ロンギヌスの槍」にこだわり、第三帝国の名の下においてそれを奪還、同年10月13日にはヒトラーの命令で武装したSS専用の列車に槍を積み込み、ニュルンベルクに輸送したという。

その後ヒトラーは快進撃を続け欧州を席巻するが、ロシアへの進軍で致命的な敗北を喫する。

そして1945年4月30日午後2時10分、米軍のウォルター・ウィリアム・ホーン中尉が「ロンギヌスの槍」を保管していたニューンベルクの教会に踏み込み、槍を再び奪還、ヒトラーは「ロンギヌスの槍」を失うことになる。

ヒトラーがベルリンの地下壕で拳銃自殺したのは、それからわずか80分後のことである。

現在、世界には数本の「ロンギヌスの槍」が存在するが、そのうちのいずれかが本物のであるのか、全てが中世の捏造物であるのか、あるいは南極大陸の奥底に今も眠るのか。

真実は闇の中である。

関連記事

ドルイド信仰

ドルイドとは、ケルト人社会における祭司のこと。「Daru-vid: オーク(ブナ科の植物)の賢者」の意味。ドルイドの宗教上の特徴の一つは、森や木々との関係である。ドルイ…

カブレラ・ストーン

南米ペルーの内科医ハビエル・カブレラが所有する、15000点以上にわたる彫刻石のコレクション。石の中には恐竜と人間が共存するかのような絵もあり、オーパーツと言われた。 別名『…

ゲシュタルト崩壊

家に姿見のような大きめの鏡がある方は一度試して貰いたい。鏡に映った自分を見ながら「お前は誰だ」と言ってみてください。いえ、お化けとか幽霊だとかそういう類のモノではないん…

九尾の狐

日本には狐の怪談が沢山残っている。その中で最も有名なのは「九尾の狐」ではないだろうか。「九尾の狐」で有名なのは「白面金毛九尾の狐」三国随一の大妖怪と言われる程の実力。古…

クロスロード

1930年代に実在した伝説のブルースギタリストのロバート・ジョンソン。アコースティック・ギター1本で弾き語りをして、アメリカ大陸中を渡り歩いた。最初の頃の彼のギターテクニックは…

ケネディーの妹

米国政治史に燦然と輝くケネディー家であるが、ジョン・F・ケネディ大統領の暗殺に続き、弟のロバート・ケネディも大統領候補指名選中に暗殺されたことを始めとして、その家族は皆決して幸せな人生…

古代核戦争説

有史以前の地球に近代人の知らない超古代文明が栄えていたが、核戦争により滅亡したとする説。または、四大文明および同時代の文明が核戦争により滅亡したという説。常識的な歴史観に反する…

聖徳太子の地球儀

聖徳太子が持っていたとされる地球儀の表面には、南北アメリカ大陸やユーラシア大陸などがレリーフのように描かれている。また、1800年代に発見された南極大陸に相当する大陸や、ムー大…

53年後に帰還した爆撃機

2001年12月23日午前0時過ぎ、グリーンランドのトゥーレ空軍基地の管制本部は、一機の正体不明の飛行機がこの基地に向かっていることに気づいた。レーダー管制官が「未確認機接近!…

グリゴリー・ラスプーチン

帝政ロシア末期の祈祷僧。シベリア、チュメニ州ポクロフスコエ村出身。奇怪な逸話に彩られた生涯、怪異な容貌から怪僧・怪物などと形容される。ロシア帝国崩壊の一因をつくり、歴史的な人物…