夢の中の治療

俺の従兄弟の話を一つ。 非常に仲の良い従兄弟が、25歳の時に末期がんになった。 人間として凄く見応えのある人物だっただけに、身内一同とても落胆した。 従兄弟には…

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ト・コ・ヨ・ワ・タ・リ

家の近所に『青柳タンス』という廃屋があった。 別にタンス屋だった訳ではなく、ただの民家だったのだが、壁面にそういう看板が掛けてあった。 そこには電話番号も書いて…

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マンホールの男

昔、警備会社の夜勤をやっていた時の話。 多くは国道の道路工事の現場で、車通りの多い道で騒がしい音の中働いていた。 ある日、珍しく裏道の仕事が回って来た。 その細…

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巨木への道

この話は、俺が以前旅先で経験した事実に基づいて書かせて戴く。 N県の温泉へ車で2泊3日の旅行へ出かけた時の話。 移動の途中で『森の巨人たち100選』と書かれた標…

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知っている子

私の友達Aさんが、小学校6年生の時に体験した話である。 休み時間、彼女は友達と一緒にトイレでお喋りをしていた。 すると突然トイレの入口が開けられ、一人の少女が飛…

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手を振る人形

2008年8月の終わり頃、一週間ほど夏休みが取れたので兵庫県の実家に帰省しました。 ある日、叔父(父の弟)に頼まれた簡単な仕事の手伝いを終え、二人車で帰路に着き…

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未来の夢

小児白血病だったK君の話です。 K君は三度目の再発でした。急速に増えて行く白血病細胞の数。 ドクターはK君のご両親に、 「化学療法のみの延命治療なら持って後3ヶ…

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車の手形

ある日、大学生のカップルが山へドライブに行きました。 夕方になり、辺りが薄暗くなった頃に帰ろうとしたのですが、道を間違えたのか、行きでは通らなかった古びたトンネ…

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注連縄

俺は神戸に住んでいるのだけど、子供の頃はよく親父の実家である島根の漁師町へ遊びに行っていた。 9歳の夏休みも、親父の実家で過ごした。 そこではいつも友達になった…

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赤ちゃんの声

何年前だったかは今はもう覚えていません。 でも当時は凄く暑くて、扇風機を点けっ放しで寝ていたので、夏であることは確かだったと思います。 熱帯夜というやつですね。…

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連鎖と数珠

一年経ってようやく冷静に思い出すことができるようになった出来事がある。 去年のちょうど今頃の話だ。 その日は金曜日で、俺は会社の同僚数人と何軒かの店をハシゴして…

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夢枕に立つ祖母

俺にとってばあちゃんは『優しさ』の権化のような人だった。 いつもにこにこしていて、言葉を荒げることもなく、本当に穏やかな人で、家族みんなばあちゃんのことが大好き…

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ムシリ

私の家系の男は全員『ムシリ』という妖怪が見える。 正確には、思春期頃に一度だけ会うものらしい。 おじいさんの話だと、夜寝ていると枕元に現れ、家系の男の髪の毛を毟…

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