カテゴリー: 不思議な体験

説明のつかない体験をしたことはありますか。偶然とは思えない出来事、夢と現実の境界線、時間が止まったような瞬間——実話をもとにした不思議な体験談を集めました。読み終わった後も、じわじわと余韻が続きます。

8時半の電話

私の会社に毎朝、電話がかかって来る。 それも朝の8時半、ぴったりに鳴る。 入社したてで電話番をしていた頃は律儀に電話に出ていた。 しかし電話に出ても何も言わず、…

山に棲む蛇

20年前、山を切り開いた地に出来た新興住宅地に引っ越した。 その住宅地に引っ越して来たのは私の家が一番最初で、周りにはまだ家は一軒もなく、夜は道路の街灯だけで真…

綺麗な飾りの下

父が友人の家に遊びに行くと言うので、私は一緒に付いて行きました。 私は小学二年生でした。父の友人というのはお寺の住職さんでした。 父達が話している間、退屈になっ…

ハセベさん

小学1年生の時に病気で入院し、夜中に病棟で毎晩のように泣いていた。 泣き始めるとすぐに看護婦さんが来てくれて、寝つくまで一緒に居てくれた。 ハセベさんという看護…

叔母さんのお守り

小学2年生くらいの時から、妙な光の玉を度々見るようになった。 家族にその話をしても嘘つき呼ばわりされるので、今度その光の玉を見た時は証人となる人を連れて来て一緒…

玩具のフィギュア

1年程前にコンビニで玩具菓子を買った。 ある人気アニメのロボットの組み立て式のフィギュアが付いたものだ。 敵役のロボットなので髑髏のような頭を持ち、両手でマシン…

小百合おばさん

怖くはないと思いますが、不思議だった話をしたいと思います。 小学校に上がった頃の私はよく、周りの人には見えないものを見ては泣き、逃げ回っていたそうです。 ある日…

隠しごと

人混みに紛れて妙なものが見えることに気付いたのは、去年の暮れからだ。 顔を両手で覆っている人間である。ちょうど赤ん坊をあやす時の格好だ。 駅の雑踏のように絶えず…

鏡に映る私

短い話で、特に面白くも怖くもないかもしれませんが、私が中学生の時に体験した事を話させてください。 私はN県の出身で、私が住んでいる街には地元では少し有名なカトリ…

契約書の拇印

俺の親父の話を書きます。 親父はタクシーの運転手をしています。 夜中2時を過ぎた頃だったそうです。40代くらいの一人の男性が病院から乗って来ました。 行き先は違…

赤い扉から聞こえる声

私が小学生の頃に体験した話。 一学期に一回、クラス内で模擬店をする時間があった。 小学生にとってはお店屋さんごっこをさせられる時間でしかなかったが、他クラスが勉…

ただいま

俺が高校生だったある深夜、母が部屋に来て起こされた。 祖母が亡くなったということだった。 俺の実家は新潟県で、祖母は二年程前までは一緒に過ごしていたが、容態が悪…

大蛇の恩返し

中学2年生の時の体験です。 正体不明の生き物に目玉を盗られそうになり大蛇に助けられた、という不思議な体験をしました。 私が仏間で昼寝をしていた時、誰かに顔を押さ…

なかったこと

15年以上前のことになります。 当時は虐めに遭っており、ほぼクラス全員からサンドバッグ状態でした。 図工の時間に金槌で頭を殴られそうになったことや、家庭科の時間…

サカブ

秋田のマタギたちの間に伝わる話に『サカブ』というのがある。 サカブとは要するに『叫ぶ』の方言であるが、マタギたちが言う『サカブ』とは、山の神の呼び声を指すという…

奇妙な写真

最近、バイト先の店長から聞いた話です。 その店長の兄が、10年程前に体験した事だそうです。 ※ その兄は当時、とある中小企業に勤めていたのだけど、まだ2月の寒い…