時間が止まった駅で出会った人
帰省中に見つけた見知らぬ駅。そこでは誰もが同じ時刻にいた。…
気づいたら、そこは知っているようで知らない場所だった。きさらぎ駅、ループする道、消えた駅——異世界体験・パラレルワールドに迷い込んだ実話風の不思議な話を集めました。「異世界に行った話 実話」を探している方はこちら。「時空のおっさん」「きさらぎ駅」といった有名どころから独自の体験談まで、280話あまりを収録しています。
帰省中に見つけた見知らぬ駅。そこでは誰もが同じ時刻にいた。…
雷雨の夜、フリーランス翻訳者の部屋に現れた青白い光。それは宇宙の記録庫への扉だった。アクァッホと名乗る情報生命体から語られる、太陽系の設計、火星文明の興亡、四つ…
帰省中の地方私鉄で居眠りをした俺が降り立った、地図にも時刻表にも載っていない駅の話…
出張からの帰路、深夜のタクシーで見知らぬ昭和の商店街に迷い込んだ。気づくと1時間半の時間が消えていて、謎のおっさんに『戻ったら来るな』と言われた……不思議な異世…
帰省した実家の裏山に踏み込んだら、地図にない古い集落と神社があった。廃村のはずなのに、洗濯物が干してあり、煙の匂いがした。拝殿の前に立つ何かを見た俺は、石段を上…
出張帰りに終電を逃した深夜の無人駅。待合室で出会った中年男性は、ありえないことを知っていた——時空のおっさんシリーズ最新話。…
帰省の夜行バスで目を覚ましたら、見知らぬバスターミナルにいた。誰もいない深夜の乗り場に、作業服の男が一人だけいた。「ここは少し早く着いてる」と男は言った。…
深夜に外の音が気になって非常階段に出たら、下に降りても降りても出口が見つからなかった。そこに現れた作業服の男が「ここは少し余分に続いてる」と言った。…
終電前の地下通路を歩いていたら、いつの間にか同じ場所をぐるぐると歩き続けていた。そこに現れた作業服の男が言った。「ここは少し、ずれてるんだよ」…
出張先で迷い込んだ地図に存在しない横丁。古い商店が並ぶ路地で、音のない人々に混じってラーメンを食べた。翌朝、その場所は二十年前に更地になっていたと聞かされる。…
霧の濃い峠で長距離トラックを走らせていた俺は、頂上を過ぎた右カーブの先で、赤い提灯の灯るドライブインを見つけた。二十分のはずが一時間以上進んでいた時計と、更地に…
残業帰りに通ったアーケード商店街で、私は灯りのついた古い文具店に入り、十円の鉛筆を一本買いました。翌日、その場所には壁があるだけ。紙帯のロゴと老婦人の話、財布に…
出張先のビジネスホテルで泊まった307号室。翌朝フロントで言われた「3階はございません」という言葉の意味とは——実話風の不思議な体験談。…
出張帰りに終電を逃した俺の前に、時刻表にない二両の列車が滑り込んだ。駅名のかわりに日付を告げる放送、ホームに立つ見覚えのある人々、止まったままの零時四十七分。降…
高校生の頃の話です。 自分の部屋で、床にクッションを置き、壁にもたれて漫画を読んでいました。 トイレに行きたくなり、読みかけの漫画をクッションの前に置いて部屋を…
何から説明すればいいのか、自分でも少し迷っています。 先日、小学校の同窓会がありました。 出席率のいい私たちのクラスは、物故者を除けば全員が揃い、久しぶりに「○…
私は子どもの頃、幼児期から十五歳くらいまで、何度も奇妙な体験をしていました。 自分以外の周りが、すべてスローモーションになるのです。 小さい頃は不思議だと思いな…
一年に一度しか会わない友人がいます。 AとB、そして俺。 高校時代の友人で、今も続いている縁はこの二人だけです。 集合するのは、毎年七月末の土日でした。 Aが声…
私は小学二年生の頃、経営住宅のような団地に住んでいました。 土日になると、敷地内の公園で友達と日が暮れるまで遊ぶのが当たり前でした。 あの日も夏の夕方で、空が暗…
昭和50年前後の出来事です。 東京近郊の県にあった、祖父母が借りて住んでいた古い農家の家でのことでした。 農業が本職ではなくても、敷地はやけに広く、母屋のほかに…
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