黄色いパジャマの子供
去年の暮れの事。 池袋のとあるレストランで会社の忘年会があった。 二次会は部署内で、三次会は仲間内での飲み会になった。 家路につこうとする頃には終電も過ぎ、タク…
じわじわ来る、あの感覚。大きな叫び声や派手な演出ではなく、日常の中にそっと潜む怖さ——ほんのり怖い話は、読んだ後もしばらく頭に残る静かな恐怖を描いています。「佐々間のおばちゃん」をはじめ、日常に紛れ込む静かな怖さを約400話収録しています。
去年の暮れの事。 池袋のとあるレストランで会社の忘年会があった。 二次会は部署内で、三次会は仲間内での飲み会になった。 家路につこうとする頃には終電も過ぎ、タク…
去年の梅雨の終わり頃、白石川に渓流釣りに行った時の事。 午前4時くらいに現地に到着し準備を終え、さあ川に入ろうとした時に、川の方から子供の声が聞こえるんです。 …
4月の統一地方選挙で、某候補者のウグイス嬢をしました。 その時、私はマイク担当ではなく、手振りに専念していました。 手振りは、候補者を支持してくださる方が振って…
いきなりだが、俺には全く霊感が無い。 その俺が先日仕事で、地元では結構有名らしい幽霊屋敷へ行くことになった。 俺はその地域には疎いので全く知らなかったのだが、 …
あれは俺が小学4年生の時でした。 当時、俺は朝刊の新聞配達をしていました。 その中の一軒に、毎朝玄関先を掃除しているお婆さんが居ました。 そのお婆さんは毎朝、俺…
小学6年生の二学期の途中に地方へ引っ越した。 転校をするのは初めてのことだった。 不安に思っていた僕に最初に話し掛けてきたのは、T君というクラスのリーダー格らし…
トウモロコシが食卓に上がる季節になると、我が家では必ず語られる話。 今では70歳近い母親が、小学4年生の時に体験した話だ。 ※ 一人っ子の母は当時、母の祖母と両…
数年前の夏、高校生の時に体験した話です。 その日はとても蒸し暑かったのを覚えています。 夏休みになったばかりで、特にする事のなかった俺は、クーラーをガンガンにか…
まだ自分が大学在学中、あれやこれやがあって、気分を変えるため引越しをすることにした。 大学のそばにある不動産屋で、大学と係わりの強いおばちゃんに条件を提示しつつ…
これは私が小学3年生の時に体験した話です。 当時の私の家族構成は、母方の祖父母、父母、姉、でした。 祖父の生家を建て直す事になり、壊す前に家族全員でご挨拶に伺い…
母の同僚のおじさんが釣りに行った時のこと。 朝早く車で出掛けて行き、朝日が昇るまで車の中で焼酎を飲んで暖まっていた。 いつもは待ち時間用の小屋みたいな所で過ごす…
私はN県の出身で、私が住んでいる街には、地元では有名なカトリック系の女子大があります。 私の母はその大学の卒業生でもあり、その頃講師として働いていました。 当時…
私の家系の男は全員『ムシリ』という妖怪が見える。 正確には、思春期頃に一度だけ会うものらしい。 おじいさんの話だと、夜寝ていると枕元に現れ、家系の男の髪の毛を毟…
友人のカナエちゃんの話です。 彼女は、小学校時代に習字教室に通っていました。 そこは子供の居ない老夫婦が二人でやられていた教室で、近所の小学生が多く通っていまし…
小学四年の夏、共働きの家で留守番をしていると、知らないお爺さんが居間に座って、勝手に麦茶を飲んでいました。帰ったあとに残るのは、卓袱台の水の輪がひとつだけです。…
ある病院での話。 病理実習でレポートを提出する役になった実習生のAは、助手から標本室の鍵をもらう時にこんな話を聞かされました。 「地階の廊下で、おかっぱ頭の女の…
山を越える届け物の途中で姿を消した大伯父は、百年たった今も山に棲んでいる。迷子の私を助けた男の子と、去年の夏に息子を叱った男の子は、同じ人だった。杉の根元の苔む…
心霊写真の話はよく聞くけど、風景画に霊が入り込む事もあるのだろうか。 定年退職後の祖父の趣味は油絵だった。 描いているものは人物画だったり、風景画だったり、祭事…
『おあし』という神様の話。 父が若い頃、家に親戚のお嬢さんを預かっていたらしい。 お嬢さんはまだ高校生で、家庭の事情で暫く父の家から学校に通っていた。 父の実家…
俺はとある物のコレクターなのだが、コレクター友達であるAがある時突然、余命宣告を受けるような大病に罹ってしまった。 もう手の施しようがないレベルで、元気に動いて…
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