雪に閉ざされた湯宿の十三号
昭和の冬、地図にも載らない雪深い湯治宿で、巡回映写技師の私が過ごしたひと冬の怖い話。夜ごと近づく鈴の音、ひとりずつ欠けていく客、触れてはならない宿帳と十三号湯。…
昭和の冬、地図にも載らない雪深い湯治宿で、巡回映写技師の私が過ごしたひと冬の怖い話。夜ごと近づく鈴の音、ひとりずつ欠けていく客、触れてはならない宿帳と十三号湯。…
怖い話。北国の表具師が亡き師匠の蔵で見つけた黒漆の函には、決して数えてはならない結び目があった。山の向こうへ渡り戻らぬ集落の人々の面影を結いこんだ数え函。数える…
怖い話の長編体験談。昭和四十三年の初夏、信州の養蚕の村へ嫁いだ私は、桑畑の土塀の上に白い菅笠の長身の女を見た。からりと乾いた音をさせる白丈さまに魅入られ、一族の…
夏祭りの帰り道、田んぼの畦道で見知らぬ若い女性に「脇道に入ってはいけません」と声をかけられた小学五年生の私。翌朝、その脇道で別の少年が事故に。あの女性は誰だった…
長距離トラック運転手が深夜の峠でエンジントラブルに見舞われた夜、山の斜面に灯りを見つけた。暦は昭和三十八年を示し、老婆は「夜明け前に出ないと外には戻れない」と言…
秋田の山奥にある築百年の古民家を解体していた大工が、太い大黒柱の中に封じ込められた異様なものを見つける。地元の老人が語った禁忌の意味とは。…
雑誌の取材で山奥の限界集落を訪れたフリーランスの写真家が、一人暮らしの老人の家に泊まる。夕食に四人分の膳が並び、夜中には誰かと話す声が聞こえる。写真に写ったもの…
四国の山間の集落で、封印が崩れた八尺様に魅入られた青年の恐怖体験。祖父母と霊媒師の必死の護りの中、一夜を過ごした先に待っていたものとは。…
瀬戸内の小島で文化財調査中に立ち入った廃校。黒板に残されていた文字が、その島の禁忌を語り始める。田舎の怖い話。…
小学四年で転校した東北の町には、首刈り地蔵と呼ばれる首のない三体の地蔵があった。供え物を禁じられていたのに、俺は二つのおにぎりを置いた。その夜、窓の下で足音が止…
高校二年の夏休み、友人に誘われて山あいの川原の花火へ向かったAは、水の中で何かに足を引かれた。翌朝、誘ったはずの友人は一度も電話をしていないと言う。解約済みの番…
ミステリーを応援する
読んでいただけるだけで、十分に励みになります。
当サイトは個人で運営しており、いただいたご支援はサーバー代やドメインの維持費に大切に使わせていただきます。
¥240 の一度きりのお支払いで応援いただけます。
お礼として、以後ずっと広告を非表示にいたします(継続課金はありません)。
ブラウザを変えた・Cookieを削除した場合は、登録のメールアドレスを入力してください。