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つい最近の出来事です。

職場で色々あって、自殺未遂しちゃったのね。

それで気分転換のため田舎に帰省したんだ。もちろん自殺未遂のことは秘密にして。

すると、信心深いばあちゃんが俺の顔を見るなり、寺に行こうと言うのね。

まあ、俺も久しぶりだったからばあちゃんと2人で墓参りに行ってから、寺へ行った。

そしたら「病気平癒」祈願のお経が始まった。ばあちゃんが頼んでくれたらしい。

なぜばあちゃんが病気平癒を頼んだのか分からなかったが、精神的に参っていて胃潰瘍だったから、有り難く聞いといた。

住職に「先祖が守ってくれるから大丈夫、毎日感謝しなさい」と言われた。

ばあちゃんには「一人でないのだから大丈夫だ」と言われた。

その時は、精神的に参っている様子の俺を元気づけようとしてくれたんだな、と普通に嬉しかった。

俺はそれから3日程で田舎を後にした。

しかし新幹線に乗るとまた憂鬱になり死にたくなった。

憂鬱なままアパートに戻り郵便受けを見ると、骨髄バンクから手紙が来ていた。

俺の型が合う患者さんがいて、移植に協力できるか返事をくれという内容だった。

命を捨てようとした俺が、人の命の役に立てる。

住職とばあちゃんの言葉が浮かんだ。

俺は親やばあちゃんや先祖に命を捨てようとしたことを謝った。

涙が止まらなかった。

あの病気平癒祈願は、この患者さんのためだったんじゃないかなあ。

考え過ぎかもしれないけど。