胎内の記憶

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5才くらいの頃の体験なんだけど、白装束かローブのようなものを着た、髭もじゃの外国人のおじさんの家によく遊びに行っていた。

それが夢なのか実際に行っていたのかはよく分からない。

そのおじさんの家では同年代くらいの子供たちが沢山遊んでいて、人見知りの私が輪に入れず1人でいると、そのおじさんは「大丈夫だから、みんなと遊んでごらん」と優しく話しかけてくれた。

おじさんの家は何故かいつも太陽の日差しが眩しくて、暖かくて、そこに居るだけで心地良かったからしょっちゅう遊びに行っていた。

5才のある日、おばあちゃんが入院した。

家族でお見舞いに行ったんだけど、病院の廊下に絵が飾ってあって、よく見ると私がよく遊びに行くあの髭のおじさんの絵だった。

うちの母に

「このおじさんと遊んだことある!」

と言うと、

「バカ!何言ってんの!これはイエス・キリストの絵でしょ!」

後でどういう人物かを説明されて分かった。

でも、確かに私がよく遊びに行く家のおじさんだった。

それからあまりおじさんの家へ遊びに行く体験は無くなった。

うちは無宗教だし、両親の実家のお墓があるのも仏教のお寺。

なぜイエス・キリストが私と遊んでくれたのかは分からない。

この投稿への返信

育児板に、言葉を話し始めたぐらいの我が子に「生まれる前のこと覚えてる?」と尋ねた体験談を書く「胎内の記憶」というスレッドがある。

時々、胎児だった頃の記憶がある子供がいるのだが、中には胎児になる前のことを憶えていると話す子供がいる。

そういう子供の話には不思議なことに共通点がある。

「空で沢山の子供と一緒に過ごしていて、一人の神様がみんなの面倒を見ていた」というようなことを話すらしい。

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