右腕と右足

公開日: 本当にあった怖い話

IMG_0006-4409a

自分がまだ中学生だった数年前に、近所の古本屋で漫画の単行本を数冊買って帰ったんです。

その時はある漫画のシリーズを5〜8巻まで通しで買ったので、家に帰って旧いのから順番に読み始めました。

それで2冊を普通に読み終わり、3冊目を手に取ってペラペラ捲っている内に、段々と怖くなってきました。

その本を持っているのも嫌になり、中学生の時からしたら結構遅い時間(夜中の0時近く)だったにも関わらず、家を出てその本を近所の公園に速攻で捨てに行きました。

何故急に怖くなったのかと言うと、漫画でも小説でもああいうカバーが付いてる単行本って、まず開くと目次とかの前にまず何も無いとこがありますよね。

右側にカバーが引っ掛かっていて、その何も無いスペースに変な事が書いてあったんです。

初めの単行本を開いたところに、

「痛い嫌だ信じられない嘘だ信じられない嘘だ痛いもう嫌だ嘘だ眠い嫌だ信じたくない眠い嫌だ痛い眠い嫌だ眠い…」

って延々と。

その時点で『うわ、気持ちわる』とか思ったんですけど、まあ前に持ってたやつの悪戯だろうと思って大して気にせずに読み始めたのですが…。

漫画の中の登場人物というか、全ての人間の右腕と右足が、黒のマジックで真っ黒に塗り潰してあったんです。

関連記事

海(フリー写真)

海に棲む霊

これは私の友人に起きた実際の体験談です。 お盆には海に入ってはいけないと、古くから伝えられていますよね。 それは、イラ(クラゲ)が出てしまうからという物理的な事だけではない…

後悔の念

俺は過去に二度、女の子を中絶させたことがある。一度目は完全に避妊ミス。17歳の若かりしころ。 二度目は、23歳の時。 2年程付き合った彼女なんだけど、俺は結婚を意識してた。…

前世

僕が15才だったとき、3才の妹が洗面台に置いてあった緑色の除光液を、マウスウォッシュだと間違えて飲んでしまったんだ。 すぐに近所の薬局の人に、誤飲用の薬を持ってきてもらって、妹に…

生き人形

呪いの生き人形。 稲川淳二氏が、テレビ等の心霊特集に欠かせない存在になった切っ掛けの心霊体験談がこれです。 この話は稲川淳二氏自身は勿論、テレビ、雑誌、漫画等も未だに敬遠し…

大事な妹

小4の時の話。 Tちゃんのお姉さんは中学生で、首に腫瘍ができるよく解らない難しい病気で、入退院を繰り返していた。 家に遊びに行くとたまにお姉さんもいて、挨拶くらいはしたこと…

呪いのゲームソフト

昔、ゲーム雑誌会社で働いていました。 当時はゲームと毎日向かい合っていたので振り返るのをやめていましたが、会社自体が潰れて暫く経ち、どこの会社かバレても支障がなくなったので、その…

襖をひっかく音

僕の親友の小学校時分の話。 今から二十年も前のある日。両親が共働きだった彼は、学校から帰ると一人、居間でテレビを見ていた。 しばらくすると玄関の引き戸が開く音がするので、母…

白い女の話

自分は小中高と、全寮制の学校に通っていた。 凄いど田舎で、そこそこ古い学校。文字通り山の中にある。 狸もよく見かけたし、雉もいた。 裏庭に生徒が何人か集まり、許可を取…

携帯電話(フリー素材)

携帯にまつわる話

俺の携帯の番号は「080-xxxx-xxxx」という『080』から始まる番号です。 でも、機種変してすぐは「090-xxxx-xxxx」だと思っていて、彼女にもその『090』から…

旧生駒トンネル(フリー写真)

架空の最終電車

大阪から奈良へ抜ける近鉄奈良線。 大阪と奈良の間には生駒山があり、電車は長いトンネルを通ることになる。 現在のトンネルは『新生駒トンネル』と言い、その昔、数々の死傷事故を起…