カテゴリー: 笑える怪談

エレベーターの礼儀

私はエレベーターに乗る際、たとえ誰もいないように見えても、軽く会釈をしてから乗り込むようにしている。それには、ある出来事がきっかけとなっている。 ※ 数年前のこ…

霊に勝った男

大阪市西区、駅から徒歩五分という好立地にあるマンションに引っ越したのは、今から三年前のことです。 コンビニまでわずか一分という便利な場所にありながら、家賃はなん…

回転する毛の塊

中学生の頃、家が近いということもあり、毎日のように学校から一緒に帰る友人がいた。 私は女で、その友人も同じく女の子。名前はユキ。小さな頃からの幼馴染だった。 中…

ロッカーの上の遺言

これは、もう何年も前の出来事になる。 当時、私はある会社の社員寮に入っていた。夏の終わり頃のことだった。その年に新たに採用された新入社員4人が、休日に連れ立って…

クジ引き

この前、近所の商店街のイベントでクジを引いた。 買い物をすると貰えるクジ引き券を数枚集めて引くあれだ。 『三等のスポーツ自転車が欲しいな~』なんて考えながら箱に…

除霊するオッサン

一年ほど前に起きたこと。 俺の学校は全寮制なんだけどさ、寮の一番端の部屋でよく幽霊騒ぎがあったんだよね。 俺は反対側の端っこの部屋だから、そこの部屋に行く機会は…

隙間さん

小学生の時、俺の住んでいた町ではある噂が実しやかに囁かれていた。 それは、夜人気の無い道を歩いている時にビルとビルの隙間の前に立つと、その暗闇から細長い腕が伸び…

夢枕の爺ちゃん

俺の爺ちゃんの話。 爺ちゃんは入院中に二度も危篤状態になり、いつ逝ってもおかしくない状態だった。 二度目の危篤から生還した時に爺ちゃんに聞いたら、 「ここで死ん…

散々な彼女

高校時代の彼女H美の話。 H美の家は、少し長めの道路の中間ぐらいに位置していた。夜になると人影も車もまばらになる薄暗い道路だ。 ある時期から、大して人通りもない…