余命が判る本

公開日: 世界の謎 | 都市伝説

MysteryBookDiscussion-01

本や書物に関する都市伝説は様々あるが、今回はそんな書籍の中でも不気味なエピソードを紹介したい。

我々は大量の書物を購入し、それを本棚にしまう。そんな事が続くと、いつの間にか沢山の本の中に購入した覚えのない書籍が混ざっていたりする事がある。一般人ですらそうなのだから図書館のように何万冊も本がある所なら尚更である。

アメリカ・オハイオ州にある某図書館には、以前おかしな本が並べられている事があった。

その本は普段どこに収納されているかは分からないのだが、その本を手に取り見つめるだけで、その人物の余命、残りの寿命が判ってしまうというのである。

それはどういう事かと言えば、ある人にはその本が分厚く感じられ、ある人には非常に薄く感じられる。つまり分厚いと感じるなら長寿、薄いと感じたら短命という判断になる。

肝心の本の中身であるが、開いてみるとそこには一切文字は印字されておらず、空白、白紙である。

そして、この本を実際に発見して借りてみると、一日一枚ずつページが減って行く。

この本のタイトルはずばり『余命』。ページ数は借りた人物の残された寿命(日数)に比例しているとされる。ゆえに分厚ければ長く生き、薄ければは早死ぬのである。

この図書館の司書が大量の本の中から発見されて以来、この『余命』は多くの人に手に取られてきた。

しかしながら、現在では完全にその行方が判らなくなっている。

広大な図書館のどこかに紛れ込んでしまっているのか、それともこの本に引き寄せられるものを感じた人が持ち去ったのか、或いはある人が寿命を全うするまでその本を所有していた為、本自体が無くなってしまったのか…、全てが謎である。

ちなみに、この『余命』というタイトルだがラテン語で書かれていると言う。

関連記事

マリリン・モンローの死の真相

マリリン・モンローは、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス出身の女優。 本名ノーマ・ジーン・モーテンセン。その後改名してノーマ・ジーン・ベイカー。 1950年代中盤か…

神々の戦争

青森は霊界に最も近い場所

私は青森県の黒石市に住んでいる。 青森という土地には、霊感のある人や、いわゆる霊能力者が驚くほど多く存在している。 ※ 父が亡くなった際、火葬場に親族が集まり、僧侶…

オカムロさん

うちは母方の血筋が強い親戚は兄を含めて霊感が強いんだが、自分は父方の血が強いのかあまりない。 それで霊感が無いもんだから、怖い話特集とかの雑誌を、枕元に置いて寝る前に読むとか平気…

夕焼け

前世の記憶を持つ少年

不思議な話が伝えられています。それは前世についての知識もないはずの幼い子供が、突如として自らの前世の話を始め、親を驚かせたというものです。 現在、アメリカ合衆国オハイオ州で、一…

花々

聖徳太子の予言とクハンダの謎

聖徳太子は1300年前の日本に実在した人物として広く知られていますが、彼が優れた予言者であったことはあまり知られていません。 聖徳太子が予言した未来は、その的中率が驚異的であっ…

人面犬

9月頃、旅行で東北のある県に行った。ついでに遠い親戚に顔を出す事になった。 結構な田舎で従姉妹夫婦と子供、旦那の両親が同居してて俺は初見で挨拶したりしてた。 お父さんが熱帯…

かけてはいけない電話番号

皆さんはかけてはいけない電話番号というものをご存知だろうか。 ここでは番号を掲載しないが、“かけてはいけない電話番号” で検索すると沢山結果が出てくるので、興味のある方は挑戦して…

写真を撮影されると死ぬと予言された国王

アラビア半島南の石油産出国である、イエメンの国王を務めていたイマーム・ヤフヤー王(1869年 ~ 1948年)。 このイエメンの国にはある有名な占い師がいた。占い師というより、予言師とい…

九尾の狐

日本には狐の怪談が沢山残っている。その中で最も有名なのは「九尾の狐」ではないだろうか。 「九尾の狐」で有名なのは「白面金毛九尾の狐」三国随一の大妖怪と言われる程の実力。 古…

二重スリットの実験

2重スリットの実験

量子力学の核心部分が目に見えるかたちで現れる実験。観測者の存在によって量子の行動が確定する事が証明された驚くべき実験である。 この世界のもののありようが、粒子のようでもあり、波の…