フー・ファイター
フー・ファイターとは、連合国の兵士達の間で使用された、謎の発光体=未確認飛行物体(UFO)の総称である。
第二次世界大戦中、戦闘が激しい地域を中心に、度々UFOが目撃されたらしい。
夜でも眩いほど発光しながら正確な編隊を組んでいたり、信じられない速度で飛行していたと伝えられている。
当時はまだUFOなどという言葉すらなかったため、フー・ファイターに追い掛けられたという報告は、アメリカ軍の間では他国(特にドイツと日本)の攻撃であるなど、様々な噂が飛び出した。
フー・ファイターは金属製の三角形や球体のようでもあり、何体かが群れを成して飛行するという。
多い時には150個くらいのフー・ファイターが出現し、10機から12機ずつが列を成して飛行する場合もあったらしい。
フー・ファイターは当時パイロット達の恐怖の対象となっていたが、直接攻撃してきたなどの報告はないため、これといって脅威となるものではないということが判明したという。
戦時中にフー・ファイターを目撃したパイロットたちは長期にわたり極度の緊張状態にあったと伝えられている。
この現象に対する仮説としては、敵軍の戦闘支援のための放火や、航空機の翼で起こる放電現象などがその正体であるという説が挙げられている。