タイムスリップした夜霧の湯治場
梅雨入り前の北陸へ一人旅に出た若い看護師が、霧に包まれた古道で出会った、もう何十年も前に火事で焼け落ちたはずの茶店と着物姿の老婆。一夜のタイムスリップとも思える…
梅雨入り前の北陸へ一人旅に出た若い看護師が、霧に包まれた古道で出会った、もう何十年も前に火事で焼け落ちたはずの茶店と着物姿の老婆。一夜のタイムスリップとも思える…
千葉県湾岸の工業地帯を夜に歩いていた女性が遭遇した、時空のおっさんと十二分の不思議な話。音が消え、信号が固定され、知らない道を歩いていた体験談。…
高知の峠の退避所で、使われていないはずの公衆電話が鳴った。受話器から聞こえた「あと三十分で着くよ」という声のあと、時計はすべて三十分戻り、巻き戻った時間だけが手…
帰省中に見つけた見知らぬ駅。そこでは誰もが同じ時刻にいた。…
北関東の丘陵地帯で測量中に濃霧に巻かれ、目を開けると藁葺きの村にいた。村はずれの小屋には、十年前に同じように来た男が住んでいた。彼が別れ際に渡した天保七年の測量…
出張からの帰路、深夜のタクシーで見知らぬ昭和の商店街に迷い込んだ。気づくと1時間半の時間が消えていて、謎のおっさんに『戻ったら来るな』と言われた……不思議な異世…
2001年12月、グリーンランドの吹雪の夜。レーダーに現れた未確認機は、53年前に消えたはずの爆撃機でした。時を越えた爆撃機の謎を、静かな語りで辿ります。…
地方の城下町のスナックで、霊媒体質のホステスが突然、江戸の馬子のような男の言葉で話し出した。時を隔てた憑依が起きた夜、霧のなかで彼女を見たのは馬だけだった。前掛…
小学三年生の夏の夕方、いちばん仲のよかった親友のみおちゃんが言いました。今日の私はほんとうは四十歳なの、と。意味も分からず別れて四十年、自分が四十歳になった朝に…
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