前世の記憶を持つ3歳児
数々のミステリーを紹介する YouTube動画チャンネル「Strange Mysteries」によれば、なんと「前世の記憶」を持つ少年がいるという。
しかも、数世紀前の話ではなく、少年にとってはたった4年前の記憶だった。つまり、生まれる直前の記憶という事になる。
少年は前世で殺されたと話していた。そして、自分が殺された土地を両親に語っており、額にある母斑はその時に受けた傷だと主張していた。
前世の名前や住んでいた村は実在した
問題の場所は、シリアのゴラン高原。当初は誰も信じてはいなかったが、彼が該当する地域へと大人たちを誘導したことで、少しずつ周囲の考えが変わっていった。
事件に立ち会ったのは、ガザ地区の医療システムを構築した人物としても知られているドクター・アイラッシュ。
彼は 2009年に亡くなっているが、その体験を十年来の友人である Trutz Hardo氏が記事で書いている。
3歳の少年は自分が暮らしていた村の名前や、以前の自分の名前を知っていた。
その情報を元に、直接村へと問い合わせてみたところ、4年前に失踪した男性の名前と一致した。
少年の証言により、犯人が自白へ!
当初、少年は自分を殺した相手の名前を覚えてはいなかったが、村を訪ねて前世の自分の家を尋ねたところ、記憶が徐々に蘇ってきたようだった。
そこには多くの見物人がいたそうだが、ある男性を見てこう発言したそうだ。
「アナタは○○○さん?」と。
男性はその質問にイエスと答えたそうだが、次の瞬間、少年が発した言葉に顔が青ざめたという。
「以前、ぼくはあなたの家の近くに住んでいた。よく喧嘩をしていて、それであなたに斧で殺されたんだ。ぼくの体が今どこにあるのかもわかるよ」
証言通りに遺体や斧も発掘された
彼が誘導した地点を掘り起こしてみると、そこには地面に埋められ白骨化した遺体があった。
少年は額に母斑を持っているが、頭蓋骨の同じ箇所に大きな損傷があった。
遺体の近くで農家の男性の衣服も発見され、付近では殺害に利用された斧も発見された。
そうして遂には、少年に加害者だと指名された男性は、自身の犯行を認めたという。