宇宙は数字でできている(長編)

00024943

不思議な体験をした。

簡単に説明すれば、幽体離脱をして宇宙を覗いたら、螺旋状に永遠に伸びる、うねうねとした膨大なカラフルな数字から成る道を高速スピードで飛んでいた。

あまりの鮮明さとスリルと驚きで、「すげーーーーー!!!」と叫んでいた。

直感で解った。宇宙はこのような圧倒的な数字が規則性を持って支配しているんだなと。

この世に偶然は無く、星星の天体の位置から周期、地球の季節や植物の発育、生き物の物質的構成、それら宇宙にある全ての物、全ての存在が、宇宙の数字によって規則性法則性を持って支配されている。

ちなみに、自分はテレパシーや透視みたいなことができる。スピリチュアルも好きで信じている。

その前提の上で、さっき見た不思議体験を聞いて欲しい。

今朝、透視能力が鈍るといけないからと、久々に透視の練習をした。

意識を集中している内に、色々な町の景色が見えてきて順調だなと思った。

その内、少し半意識状態になって、天使達が見えてくる。

自分にもこういう高い存在を見えるようになったんだと嬉しくなった。

そして、うとうとと寝てしまったのか分からないが、その後の夢の映像は今でも細部まで鮮明に覚えている。

多分、睡眠中の霊界の映像なんだと思う。なぜならその場所は既に知っている場所で、何度も訪れたことがあると感じたから。

人混みの駅前から電車で家に帰ろうとしているんだけど、間違って別の駅に降りてしまった。

1,000円分の切符を無駄にした。降りた駅から出て歩いていると道に迷ってしまった。

誰かに道を聞こうと、ちょうど目の前から来た男子中学生2人に訊ねた。そしたら「ここだよ」と教えてくれた。

彼らは去りながら「可愛い人だったね」と俺のことを話していた。何を言っていたかまで鮮明に覚えている。

それからシーンは変わる。

自分はベッドの上で横になり、目を瞑って意識を集中し、霊視の練習をしている。

すると、ある昔の有名な小説の内容が、自分の口からぼろぼろと溢れ出す。まるでイタコのように。

その感覚が不思議で奇妙なんだけど、霊能力に憧れていたこともあって、単純に嬉しかった。

すると何だか背中がもぞもぞする。誰かに背中を下から押されているような感覚が出てきた。

『ん? なんだ?』と思いながら、その背中の感覚を味わっていた。何だか温かい。

額から紫色の渦がグルグルと鮮明に見える。『うわー、これが噂に聞いてた第6チャクラってやつか』と心の中で呟いた。

そしたらさっきからずっと背中を押していた力が強くなり、もしかしたら肉体から抜け出られるかもと思い、前に出てみたら抜け出ることができた。

しばらく幽体離脱状態で室内を飛び回りながら感覚を楽しんでいたら、徐々に速度が増し、宇宙の方向に引っ張られて行った。

そして宇宙次元に突入した訳なんだけど。

幅が3メートルくらいの膨大な数字の道を高速で飛行している。

その数字がなんとか読み取れるくらいの速度で。その道は右左右左とカーブしている。

まるで遺伝子のDNAのような感じ。数字にはそれぞれに様々の色が付いていた。

時間で言うと5分ぐらいずっと道のすれすれを飛行していた。なぜか音楽も聴こえてきた。

テクノみたいな近未来的なシンセサイザーの音。

肉眼で見るよりもあまりに鮮明で、くっきりはっきりで色も鮮やかだった。

直感で解った。宇宙は数字なんだな。宇宙は数字でできているんだなと。

そしたら、声が聞こえてきた。

「そろそろ終わりだ」と。

その声の後、次第に何も見えなくなってきて、背中の違和感が消えた。

目を覚ますと、電車の中のベッドに横たわっていた。この世の電車と少し違う。

そして外に出て空を見上げると、真っ白い人工的な宇宙基地みたいなものが空に浮かんでいた。

その時、なぜか不思議とは思わなかった。

この世界ではこれが当たり前なんだなと無意識で解っていたから。

そしてようやく目が覚めたんだけど、あまりの衝撃に、記憶が薄れない内にすぐさまこのことを書かなければと思い投稿した。

数字ってのはアラビア数字? 漢数字?

それともなんかよく分からないけど数字って認識だけ出来たとか?

その宇宙には数字しかなかった。数字以外なかった。

1234567890の数字。それがごちゃごちゃに羅列してるんだけど、それ一つ一つに意味があるような感覚。

327463829562638495という配列に意味があるような。

そういう膨大な無限の数字の羅列によって、宇宙は形成されているという感覚がした。

E=mc2ってか。

自分は大学も出ていないし、数学も苦手だったし興味もない。

アインシュタイン博士の相対性理論とかも名前しか聞いたことないし、物理学のぶの字も知らない。

ただ、幽体離脱をして見た宇宙の世界が、無限の数字の羅列による完璧なまでの合理的な法則性を感じた。

人との出会いや運命は必然と言われているけど、それさえも宇宙の数字によって組み合わされているように思った。

投稿者さん、自分は昔からある同じ三桁の数字を、偶然とは思えないくらいの確率で見るのですが、それにも何か意味があると思いますか?

自分の中ではこうじゃないかと言う結論は一応あるのですが、投稿者さんの考えを聞いてみたいです。

何かしら意味があると思います。

自分の場合、昔からしょっちゅうゾロ目を見ます。偶然とは思えない回数。

1111、2222、333、444、555、とか。

その数字自体にそれぞれのメッセージがあるかどうかは分かりません。

でも、背後の目に見えない存在が、その数字を見るように仕向けていることは間違いないと思います。

その目的は、目に見えない世界は存在するという証明だったり。

自分の場合はここ最近までスピリチュアルから心が離れていたため、再びそこへ導くように、そのような数字を見せられていたとも感じます。

この前、驚くことがありました。深夜に瞑想中、ふと『今時間がゾロ目だったら見えない世界は存在する』と思い、スマホで時間を確認するとなんと444でした。

ゾワっと鳥肌が立ったと共に、ふと疑問が湧きました。

『これは自分の透視能力の成せる技なのか? それとも背後の霊的な力によるものなのか?』と。

そしてネットで調べていると、ゾロ目のエンジェルナンバーというのがあるらしく、444の意味は「天使達があなたの側にいて、あなたを見守っています」という意味らしく、こういうゾロ目を見るというのは自分のサイキックな力のためではなく、背後の力が働いているおかげだなと深く理解した瞬間でした。

カラフルな数日ってもしかして共感覚者かな?

共感覚じゃないよ。

でも、宇宙で見た数字には一つ一つに色が付いていた。青や黄色や赤、紫や緑など。

その光景を例えるなら、初代マリオカートのレインボーロードみたいな。

もちろん宇宙なので空間は宇宙空間の色なんだけど。

数字から成る道はカラフルで鮮やかに光っていた。

359483729384

394272949400

593827462628

937262547484

394874746362

957466362626

473628284947

こんな感じの永遠に続くようなロードを高速で飛んだ。

宇宙物理学は数式や数字で宇宙の謎を解明しているみたいだけど、あながち間違いじゃないのかもしれない。

宇宙にある物理の法則が、このような霊的宇宙にある膨大な数の数字の配列によって規則正しく働いてるように感じた。

それと同時に、カルマの法則から人の死期や自然現象までもが、完璧にこの膨大な数字の元に起こっているという気がした。

あと、この体験で感じたのは、宇宙や自然や人間や動物の生死や運命などは、一見すると偶然の産物で何の意味も無いように感じるけど、この体験によって、宇宙や地球の全ての現象や出来事には偶然というものなど一つも無く、全てが計算されつくした数学的正確さの元に起こっているのだなという悟り。

それはもう人間が想像する10,000倍もの配所と英知が行き届いてるのだなという確信。

だから未来に対する不安も少し無くなった。なぜなら宇宙の隅々にまでこの完璧なまでの数字の法則性が行き届いているのだから、自分の未来についても行き届いていない訳がないだろうという思い。

そこらに落ちている1ミリの小さな種でさえ、その中には完璧な遺伝子配列と、将来どのような植物になるかということが組み込まれているんだから。

人間一人一人にその宇宙の絶対的法則性が働いていない訳がないんだと考えることもできる。

地球のゲームクリエイターが新しいミニ宇宙を創ってる最中かもよ。

神は人を自分に似せて創ったと言われているけど、あながち間違っていないのかも。

人間がコンピュータ内で数式を駆使して仮想世界を創り、その中で生活するアバターを作り出すように、神も宇宙内において数式を駆使して物質世界を創り、その中で生活する生物も創り出したのかもしれない。

この仮説もあながち見当外れじゃないような気もする。

やっぱ10進数でできてるの?

10進数というのがよく解らないけど、そんな感じです。

ありがとうございます。

ちなみに10進数は、123456789(桁が上がって)10。

12進数は、123456789AB(桁が上がって)10。これは10進数の12です。

12進数は2と3と6と12自身で割り切れますので、宇宙では都合が良いといったことのようです。

16進数は、123456789ABCDEF(桁が上がって)10。これは10進数の16です。

コンピューターの世界は主にこれと2進数(0と1)で出来ています。

上の「A~B」や「A~F」の部分の数字は存在しなかったのかどうかが疑問でした。

自分が見た限りでは、0から9までの数字以外はありませんでした。

ちなみに、さっきも瞑想中にうとうとしかけて、ちょっと休憩と思い横になっていたら、目を瞑っているのに目の前にあるガラステーブルが見え、その中心から水滴を落としたような波紋状の輪っかが外側に向けて次々に放射されていた。例えるならレーダーみたいに規則正しく。

『うわ、なんだこれ?』と思った矢先、いきなり耳から音が聞こえてきた。

「ウワンウワンウワン」という超音波みたいな音。しかもかなりの大音量で。

体の力を抜くほど意識が薄れてくるが、その音は大きくなり、力を入れると意識は鮮明になるものの小さくなる。

その音が聞こえてきた瞬間から、目を瞑っているのに室内の景色が見える。色は少しくすんでいるが。

『これってもしや幽体離脱の前兆?』と思いドキドキしていると、耳元から「パンッ」という破裂音がし、驚いて飛び起きた。

目が覚めて『なんだったんだこれ? 昨日のあの体験によって変な感覚が出てきたのかな?』と思った。

あの耳元で聞こえていた音にはなんだか聞き覚えがある。

最近 YouTubeで見た、チャクラ開発のための機械的な振動音とそっくりだった。

なるほどと思った。チャクラが開く時、耳元でこういう音が鳴るのを知っている人が作ったんだなと思った。

単一の音でしたか?

マナーズ博士もチャクラに対応する音を発表しているけど、ソルフェジオ周波数とは違うみたい。

単一の音だった。その音程まで覚えている。

最初は気のせいかと思ったんだけど、気のせいじゃ済まされないくらいの大音量でずっと耳元で鮮明に鳴っているものだから、自分で頭がおかしくなったかもと不安になったぐらい。

どうもありがとう。

ネットに同じ音はありましたか?

完全に一致する音は無かったけど、YouTubeで検索すると出てくる「ミッドα波」というピンクのお花畑の動画の音のような感じ。

あれよりもう少し音程が低くて、音波の波がもう少し緩やかだったら似てる。

螺旋は、DNA、巻貝、植物、台風、竜巻、動物のツノ、あらゆる物にあり、黄金比もそう。

ロマネスコと言うカリフラワーとか興味深い。

ちなみに、太陽の周りを公転する惑星、太陽は更に銀河の周りを螺旋運動をしながら進む。

その銀河も渦を巻いている。

太陽系の螺旋の動画。あの星がもしカラフルな数字で、それを主観的な視点で見ると、自分が見た光景とかなり似ている。

数字、螺旋、この二つは宇宙の謎を解く重要な手掛かりかも。

関連記事

桜(フリー写真)

初めまして

うちの母方の婆ちゃんの話。 母方の爺ちゃんと婆ちゃんはアメリカ人で、うちの父は日本人、母はアメリカ人。 出張でアメリカに来ていた父と母は恋に落ちた。 交際は当時、無茶…

階段

神秘的なお姉さん

これは友達から聞いた話ですが、その友達は嘘をつくような子ではないので、実話であると確信しています。 話は、友達が小学生の頃の出来事です。地元の行事で、四年生の女の子たちが神社で…

雨(フリー素材)

天候を操る力

小学生の頃だったか。 梅雨の時期のある日、親友の友人という微妙な関係の子の家に遊びに行った。その親友と一緒に。 そこで三人でゲームなどをして遊んでいたら、あっという間に帰る…

神社の生活

これは5年程前から始まる話です。 当時、私は浮浪者でした。東京の中央公園で縄張り争いに敗れて、危うく殺されかけ追放された後、各地を転々とし、最後に近畿地方のとある山中の神社の廃墟…

谷川岳(フリー写真)

谷川岳の救難無線

大学のワンゲル時代の話。 部室で無線機をチェック中に、 「どうしても『SOS』としか聞こえない電波がFMに入るんだけど、どう?」 と部員が聞いて来た。 その場に…

満月(フリー写真)

姉の夢遊病

大叔母はその昔、夢遊病だったらしい。 もしくは狐憑きなのかも知れないが、取り敢えず夢遊病ということにして話を進める。 目が覚めると何故か川原に立っていたり、山の中にいたりと…

女性

リゾートバイト(中編)

次の日、殆ど誰も口を利かないまま朝を迎えた。沈黙の中、急に携帯のアラームが鳴った。いつも俺達が起きる時間だった。 覚の体がビクッとなり、相当怯えているのが窺えた。覚は根が凄く優し…

鯉の池

けもの

俺のじいちゃん家は結構な田舎にあり、子供の頃はよく遊びに行っていた。 じいちゃんは地元の名士とでも言うのかな、土地を無駄に一杯持っていて、それの運用だけで結構稼いでいたらしい。 …

ドア(フリー写真)

見知らぬ場所

子供の頃の体験談を一つ書いてみる。 幼稚園くらいの話だけど、今も鮮明に覚えている。 祖父の家が結構近くて頻繁に家族で通っていたのだけど、祖父の家は関東で、田舎でもなければ…

田舎

異界への門

昭和50年前後の出来事です。 祖父母が住んでいた家は、東京近郊の古い農家の家でした。農業は本職ではなく、借家でした。 敷地を円形に包むように1メートルほどの高さの土が盛ら…