異界の部屋

アパートのドア(フリー写真)

当時はアパートに住んでいて、その頃に体験した不思議な話。

母ちゃんに頼まれ、回覧板を他の部屋に渡しに行った。

さっさとドアのポストに回覧板を入れ、自分の部屋に帰って行ったのだが、ドアを開けてみるとそこは明らかに我が家ではない部屋だった。

しかし部屋の番号を確かめてみると、やはり自分の部屋。

でも少し心配だったので、念のため「こんばんはー」と言ってみた。

すると見知らぬボサボサ頭のおじさんが当たり前のように「はーい」と出て来た。

驚いて「間違えましたー」と言いドアを閉めたのだけど、改めて番号を確かめてみたらやはり間違いなく自分の部屋。

書いてある苗字も自分の苗字。隣の部屋も自分の部屋のお隣さんと同じ。

『あれぇ?』と思い、再びそっとドアを開けてみたら、我が家の風景に戻っていた。

ボサボサ頭のおじさんも居なかった。

あれが18年生きていて唯一の不思議体験だな。

怖い話・不思議な体験・異世界体験談まとめ|ミステリー

広告なしで読む

月額 500円(初月無料)または 2,980円 の買い切りで、
広告のない、静かな読書体験をお届けします。

いつもお読みいただきありがとうございます。
いただいたご支援は、サーバー代やドメインの維持・更新費用に大切に使わせていただきます。

プランを見る