小学校の低学年の時、風邪ひいて学校を休んでいた時のこと。
インターホンが鳴ったので出ると「警察の者です。お父さんが交通事故にあって助からないかもしれない。すぐに病院に来て欲しいので、出てきてもらえるかな」と言われた。
頭の中が真っ白になってしまい、出ようとした瞬間、家の中に誰もいないはずなのに
「でちゃいかん!」
という声がした。
我に返って「着替えるので待っていてください」と言って、電話の横に貼ってあった父親の会社の電話番号に連絡。父親が無事なのを確認した。
父親が警察に電話をしてくれたようで、しばらくして本当の警察が来た。怪しい連中は、気づかれたと思ったのか、そうそうにトンズラした後だった。
あの時の「でちゃいかん!」は何だったのだろう。
夜になってその話を母親にしたら「そういえば今日はおじいちゃんの月命日よね」と言ってたが、じいさんの声ではなかったように思う。
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