聖徳太子の予言
誰でもご存知かと思うが、1300年前の日本に聖徳太子という人物が存在した。
その聖徳太子が実は優れた予言者であったことは、あまり知られていない。
彼が予言した未来は驚異の的中率であったらしい。
広く知られているところでは、黒船の来航、明治維新などだ。
実はもっとあるらしいのだが、それらが記された『未来記』という本は現在所在不明となっており、その詳細を知ることは出来ない。
過去にそれを見たという者達の口伝や古文書の中に、その一端を垣間見ることが出来るのだが、共通してある一説が「終末の予言」として伝えられている。
その内容はこうだ。
「私の死後200年以内に、一人の聖皇がここに都を作る。そこはかつてない壮麗な都になり戦乱を十回浴びても、それを越えて栄え、千年の間都として栄える。
しかし一千年の時が満ちれば、黒龍(黒船)が来るため、都は東に移される。それから200年過ぎた頃、クハンダが来るため、その東の都は親と七人の子供のように分かれるだろう」
“クハンダ” とは仏教用語で「末世に現れる悪鬼」のこと。人の肉体も精神も真っ黒に汚してしまうものらしい。
果たして “クハンダ” が意味するものとは何か。
詳細は謎だが、余程知られたくない事実であるらしく、最近になり聖徳太子は実在しない人物だったという説を唱える者達が出てきて、その予言自体を隠滅しようとする動きもある。
彼が予言した内容を西暦に照らし合わせると2014~2020年頃。
私たちはクハンダの到来を待つしかないのだろうか…。