オレゴンの渦

公開日: 世界の謎 | 超常現象 | 都市伝説

no-admittance

アメリカ合衆国、オレゴン州グランツ・パスから50キロメートル程の地点に、磁場が狂った場所・オレゴンの渦(オレゴン・ヴォーテックス)と呼ばれる不思議な場所がある。

まだアメリカが開拓される以前、先住民たちや動物が決して近づかない場所があった。

迷い込んだ者は生きては出られない悪魔に呪われた地、彼らはそこを禁断の大地と呼んだ。

その地こそがオレゴンの渦である。

ここには長い時間をかけて地面に引きずり込まれたように傾いた家がある。

この家を中心に直径50メートルの範囲では、得体の知れない力の渦が回っているというのだ。

家の周りの木は、全て中心に向かって生えている。

この傾いた家の中では、ホウキが手を離しても何かに支えられたかのように斜めに立ったままになったり、中心付近ではコンパスがぐるぐると回転し続けてしまうという。

さらに驚くことに、このエリアに立ち入った人間の身長が場所によって変化するらしい。

これらの摩訶不思議な現象について、強力な磁場のゆがみが原因と見られている。

身長が変化するというのも、強力な磁場により光すら歪ませてしまうため、錯覚が起き正常な目視を不可能にしているらしい。

しかし、なぜこうなったのか、どうしてこの場所なのかは解明されていない。

UCLAをはじめ、多くの大学や研究者が調査をしたものの、原因を突き止めた者はいまだに誰もいないという。

一説によると、オレゴンの渦は世界の中心であるというが、確証はない。

関連記事

第二次世界大戦で使われた黒魔術

第二次世界大戦中の日本の味方と言えばドイツとイタリアであったが、日本とドイツは最後の最後まで同盟関係を維持し戦い切ったという。 但し、日独が直接的に共同作戦を展開する事は地理的な…

ノイズ

スノーノイズと霊界

多くの人が経験したことがあるであろう、テレビを点けたまま眠ってしまい、目を覚ました時に画面が砂嵐になっている現象。この現象は「スノーノイズ」と呼ばれ、テレビの受信信号が低下した時に発…

カブレラ・ストーン

南米ペルーの内科医ハビエル・カブレラが所有する、15000点以上にわたる彫刻石のコレクション。 石の中には恐竜と人間が共存するかのような絵もあり、オーパーツと言われた。 別名『…

旧約聖書の予言

1992年6月、新聞記者だったマイクル・ドロズニンは取材でイスラエルに訪れ、そこである科学者と出会う。彼の名はエリヤフ・リップス博士。 そしてリップスは「かつてあったこと、今ある…

湖

神々の戦いと霊界の均衡

私は青森に住んでいて、この地域には霊能力者のような人が多いのです。 黒石市に住んでいる私は、以前、父の火葬で親族一同が火葬場に集まり、僧侶も来ていました。 その時、喫煙所…

フィラデルフィア計画

1943年10月28日、ペンシルベニア州フィラデルフィアの海上に浮かぶ軍艦「エルドリッジ」を使って、大規模な実験が秘密裏に行われた。 当時は第二次世界大戦の真っ只中であり、実験は…

写真を撮影されると死ぬと予言された国王

アラビア半島南の石油産出国である、イエメンの国王を務めていたイマーム・ヤフヤー王(1869年 ~ 1948年)。 このイエメンの国にはある有名な占い師がいた。占い師というより、予言師とい…

不思議の国のアリス症候群

『不思議の国のアリス症候群』という病気を耳にした事があるだろうか。 これは得体の知れない悪夢に魘されるという症状で、人によっては毎晩のように発生する。 その悪夢とは常人の想…

ロシアの軍艦(フリー素材)

ロシアの軍事教練所

バルチック爺さんが日露戦争中に見聞した話です。 彼はその後、関西の都市部で衛星看護兵の訓練に携わりました。 そこで知り合った医務教官から聞いた話だという事です。 その…

ビルの隙間(フリー写真)

隙間さん

小学生の時、俺の住んでいた町ではある噂が実しやかに囁かれていた。 それは、夜人気の無い道を歩いている時にビルとビルの隙間の前に立つと、その暗闇から細長い腕が伸びてきて引き摺り込ま…