未来人ジョン・タイター
公開日: 都市伝説
2000年11月、アメリカのとある掲示板に、2036年から来たという男から書き込みがあった。
彼は自分をジョン・タイターと名乗り、軍事目的で1975年に行った後に、2036年に戻る途中でこの時代に立ち寄ったのだと言う。
様々な質問に対し、彼は丁寧に答えていった。
彼の話は近未来に起こるであろう出来事や、タイムトラベルの理論や時間の概念、自分が乗ってきたタイムマシンの説明やマニュアルの写真、推進原理図などを掲示板で公開した。
しかし、初の書き込みから4ヶ月後の翌年3月24日、「予定の任務を完了した」との書き込みを最後に消息を絶った。
その後、イラク戦争や狂牛病発生など、彼が書き込んだ『未来の出来事』が的中し、彼の掲示板の書き込みが注目されるようになった。
2003年の1月、このジョン・タイターの現在の家族(この世界でのジョンは当時5歳)が弁護士を訪ね、「2036年から来た自分達の息子を名乗るジョン・タイターとの関係を断ち切りたい」と依頼をした。
以降、この件は弁護士の管理する案件となっているが、タイターの残した書き込みや資料は、現在でもインターネット上で閲覧可能である。