カテゴリー: 怖い話

視える娘

娘が3才くらいの時、中古で大き目の車を買いました。 私も娘も大喜びで、大きな車を楽しんでいました。 しかし数週間経った頃、娘が車に乗り込もうとした時に急に大泣き…

恨みクギ

俺が若かった頃、当時の彼女と同棲していた時の話。 同棲に至った成り行きは、彼女が父親と大喧嘩して家出。彼女の父親は大工の親方をしている昔気質。あまり面識は無かっ…

家宝の銅鏡

僕の家には家宝と呼ばれるお宝が三つある。 一つは家系図。約400年前まで遡る家系図は巻物数十巻に及び、勿体振った桐の箱に収められている。 もう一つは刀。かなり昔…

揺れる木

2年程前の話。その年の夏、俺は大小様々な不幸に見舞われていた。 仕事でありえないミスを連発したり、交通事故を起こしたり、隣県に遊びに行って車に悪戯をされた事もあ…

肋骨を掴む手

最寄の駅からおいらの会社まで自転車で通っていたことがある。 その日は仕事が結構早めに終わり、少しずつ暗くなる路地裏を自転車で家路を急いでいた。 蒼い宵闇が降りて…

繰り返し見る夢

夢に関する不思議な話を。 同じ家や場所を繰り返し夢に見ることはあるだろうか。 別に続きものという訳ではなく、ホラーであったり日常的であったりと、関連性は無いけど…

鬼になった武士

文政十二年(1829年)、6月8日のこと。遠野南部藩からの命令で、この町で山狩りが行われた。 これは館野武石衛門という猟師がリーダーとなり、辺り一帯の村や町に住…

祖父の箱

旅先で聞いた話。 伐り倒した木を埋めておくと、稀に芯まで真っ黒になることがある。 そんな埋木を使って特殊な方法で箱を作ると、中に女子が育つそうだ。 ただし、箱を…

トンじい

私の出身地は、古くから部落差別の残る地域でした。 当時、私は小学生でした。部落差別があると言っても、それは大人の世界での話で、幼い私には差別など解りませんでした…