四人分の膳
雑誌の取材で山奥の限界集落を訪れたフリーランスの写真家が、一人暮らしの老人の家に泊まる。夕食に四人分の膳が並び、夜中には誰かと話す声が聞こえる。写真に写ったもの…
雑誌の取材で山奥の限界集落を訪れたフリーランスの写真家が、一人暮らしの老人の家に泊まる。夕食に四人分の膳が並び、夜中には誰かと話す声が聞こえる。写真に写ったもの…
フリーランスの写真家が深夜の商店街で撮影中、閉まっているはずの店に灯りが見える。写真を確認するたびに、その灯りの中に何かが写り込んでいることに気づく。…
新潟の雪深い集落には、隣り合う家の押入れの奥に板戸を切っておく決まりがありました。戸は二度叩き、返事があってから開ける。誕生日の写真に写り込んだ青白い女の顔を拝…
幽霊はいない、とAは言いました。光を反射する物体がなければ何も見えないからです。その理屈を確かめに、廃業した山あいの診療所へ入り、ポラロイドで三枚だけ撮りました…
念願の新居で開いた引っ越し祝い。撮った記念写真の押し入れの隙間から、青白い顔の見知らぬ女が私たちを覗いていました。怯えて訪ねた霊能者は「これは心霊写真ではない」…