誰も数えない湖底の帳面
記録的な渇水で、ダム湖の底から沈んだはずの旧道が現れた。護岸の点検に入った私は、泥から突き出た古い杭を数え、その本数を記録の余白に書き込んだ。地元で湖底の帳面と…
記録的な渇水で、ダム湖の底から沈んだはずの旧道が現れた。護岸の点検に入った私は、泥から突き出た古い杭を数え、その本数を記録の余白に書き込んだ。地元で湖底の帳面と…
六年前の秋、記録的な渇水でダム湖の水位が二十メートル下がり、沈んだ村の旧道と渡し場の三十七段の石段が湖底から現れました。渇いた年を彫り継ぐ石の標柱、欄干に固結び…
昭和の終バスを任された若い運転手が体験した、不思議な話。無人のはずの峠の停留所で乗せたのは、藍色の着物の女だった。湖の底に沈んだ村へ帰りたいと言う客を乗せ、走っ…
怖い話。村をひとつ沈めて造られたダム湖。冷たく濁った底に潜った私たちが目にしたのは、稲のように生えた人間と、それを鎌で刈り取る一人の老人でした。差し出された鎌、…
ミステリーを応援する
読んでいただけるだけで、十分に励みになります。
当サイトは個人で運営しており、いただいたご支援はサーバー代やドメインの維持費に大切に使わせていただきます。
¥240 の一度きりのお支払いで応援いただけます。
お礼として、以後ずっと広告を非表示にいたします(継続課金はありません)。
ブラウザを変えた・Cookieを削除した場合は、登録のメールアドレスを入力してください。