井戸の女性

公開日: 心霊体験

差し込む光(フリー写真)

伯父に聞いた戦時中の話です。

実家は長崎にあるのですが、伯父は原爆が投下された時には少し離れた市の親戚の家に居たので無事でした。

戦争が終わり、暫くして実家に戻ると、家の裏にあった井戸が埋め立てられていたそうです。

何故埋めたのかと訊くと、被爆した方が何人か井戸に落ち、近所のお坊さんを呼んでお経を上げてもらってから埋めたそうです。

それからは毎朝、井戸のあった場所にお水をかけるのが実家の習慣になりました。

そして十数年が経ち、少し生活に余裕が出てきたので、お正月にお酒をかけてあげました。

夜になって外のトイレへ行こうとした伯父が、井戸のあった場所を見ると、そこに赤ん坊を抱いた女性が立っていました。

少し離れた位置に居たのですが、その女性が

「お酒ではなくお水をください…」

と言ったのがはっきり聞こえました。

伯父が慌てて水を汲んで戻って来ると、既にその女性は居なかったそうです。

車に乗った白い霊

私が学生の時に、実際に体験した話です。 その当時付き合っていたある女友達は、ちょっと不思議な人でした。 弟さんが亡くなっているんですが、彼女の家に遊びに行くと、どこからかマ…

自首した理由

俺の親戚に元刑務官って人がいる。 その人が言うには、刑務官の仕事って受刑者を監視する事じゃなくて、受刑者に人の温かみを教えるのが本当の仕事らしい。 そんな叔父は時間があれば…

不倫はダメ

叔母さんが東京で友達とアパート暮らししてた時の話。 友達と服飾を目指し勉強中だった叔母は、友達とも毎日帰宅が深夜だった。 今では珍しくなった木造で、外側にカンカンと音が出る…

襖をひっかく音

僕の親友の小学校時分の話。 今から二十年も前のある日。両親が共働きだった彼は、学校から帰ると一人、居間でテレビを見ていた。 しばらくすると玄関の引き戸が開く音がするので、母…

ユキオ

小学校の頃、俺のクラスの転校生にユキオという奴がいた。その名の通り、肌が白くハーフみたいでナヨっとした感じの男だった。 ユキオには両親がいなくて、祖父母と暮らしているようだった。…

尾崎豊さん

私の部屋にはよく夜中に霊が来ます。その時は必ず透けて見えます。 たまに映画のスクリーンのようにその霊にまつわるだろう景色も一緒に見えるのですが、何年か前にある男の人が現れました。…

夜の学校

夜の学校

小学6年生の夏休み直前の話。その日、僕は肝試しに誘われていた。 メンバーは友達の新堂君、荒井君、細田君、僕の4人。舞台は学校だった。 昼休みに新堂君が通用口の鍵を開けたとの…

おかあさんといっしょの都市伝説 – 2 –

『おかあさんといっしょ』は50年以上続く子ども向けの教育番組だ。 歴史が長いだけに、都市伝説も数多く存在する。今回はその一つをご紹介しよう。 1993年より体操のお兄さんと…

山道(フリー写真)

降霊陣

これから僕が書くのは、昔出版社に勤めていた親父がある人に書いてもらった体験談ですが、ある事情でお蔵入りになっていたものです。 出来ることなら霊だとかそういうものには二度と触れずに…

トンネル(フリー写真)

変化するビデオテープ

友人から聞いた話。 彼が大学に通っていた頃に、泊まりがけで遊びに行ったグループが居た。 その時、仲間の一人がビデオカメラを持っていて、みんなふざけて色々映していた。 …