祖母が亡くなった時の話。
祖父母4人の中で一番若い人で一番大好きな人だったから、ショックで数日経ってもまだ思い出しては泣いてた。
ある日の夕方、自室のベッドで横になってやっぱり泣いてたら、突然祖母の声が聞こえた。
「まだ泣いてんの?」って。頭を撫でられた感触もあった。
すぐに目を開けたけど当然姿なんてなくて、困惑して母に話したら「お葬式の時あんたが一番泣いとったし、おばあちゃん心配やったのかもね、初孫やし。」と言われた。
因みに葬儀の準備中、孫世代はする事が無いと言われたので私を含めた孫メンバーで「ばあちゃんが好きやったゲームを皆でやって偲ぼう」って事になって、私はテトリスをやったんだけど、いつもは5-1から始めても最後までクリアできないのに、その時はなぜか祖母がやってたのと同じように5-6から始めてあっさりノーミスでクリアできた。涙で画面歪んでたのに。
でも、クリアできたのは後にも先にもその1回だけ。
皆で「たぶんばあちゃんが力貸してくらはったんやね」って言ってる。
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