カヨさん

時空の狭間(フリー素材)

神奈川、静岡近辺のホテル旅館や会社の保養施設関係では、表現はそれぞれ違うけど、恐らく時空が歪んだのだろうと推察出来る話は昔からあるよ。

姉が以前に働いていた旅館では、スタッフの間でも

「異次元に迷い込んだとしても、『カヨさん』という主が助けてくれるから大丈夫」

という話になっていたらしい。

そのすぐ近くの旅館では(あちらから戻って来た人が言うには)、迷った直後に

「いかんいかん」

と言って出口を指差して教えてくれるおじいちゃんが居たらしい。

その出口は大抵、廊下の曲がり角や階段だったりする。

旅館やホテルなどの施設にはあらゆる次元が密集しているのと、磁場などが関係していると言われている。

それと異次元の助っ人の存在との関係はよく判らないけど…。

自分も迷子になったことはあるけど、大概はただの勘違いとして処理している。

浮世絵(フリー素材)

タイムスリップ

昭和50年前後の事です。 東京近郊の県ですが、うちの祖父母が住んでいた家は古い農家の家でした。 農業は本職ではなく、借りて住んでいました。 敷地を円形に包むように1…

繋ぎ目

中学生の頃の夏の話。 そろそろ夏休みという時期の朝、食事を終えてやっとこ登校しようと、玄関に向かったんだ。 スニーカーのつま先を土間でとんとんと調整しながら引き戸の玄関をガ…

田舎の風景(フリー写真)

大きな馬

昭和50年前後の事です。 うちの祖父母が住んでいた家は、東京近郊の古い農家の家でした。農業は本職ではなく、借家でした。 敷地を円形に包むように1メートル程の高さの土が盛ら…

異なった世界のスイッチ

アサガオが咲いていたから、夏の事だったと思う。 私は5歳で、庭の砂場で一人で遊んでいた。 ふと顔を上げると、生け垣の向こうに着物姿の見知らぬお婆さんがニコニコして立っている…

存在しない駅

当時学生だった自分は大学の仲間と大学の近くの店で酒を飲んでいた。 結局終電間近まで遊んでて、駅に着いたらちょうど終電の急行が出るところだったので慌てて乗った。 仲間内で電車…

やみ駅←きさらぎ駅→かたす駅

皆さん、きさらぎ駅という駅を知ってますか? 何年か前に、2chで有名になった怖い話だそうで、はすみさんという方がその実在しない駅に迷いこんでしまって、結局行方知れずになってしまっ…

教室(フリー素材)

消えた同級生

小学2年生の時の話。 俺はその日、学校帰りに同じクラスのS君と遊んでいた。 そのS君とは特別仲が良い訳ではなかったけど、何回かは彼の家にも遊びに行ったし、俺の家に招いたこと…

裏世界

不思議な記憶というか、今でも鮮明に覚えている記憶。 小学5年生の夏休み、家の裏手にある大きなグラウンドで、夏休みの自由研究である「身近にいる昆虫リスト」を作っていた。 する…

時が止まる場所

昔ウチの近所に結構有名な墓地があって…。 当時俺は、よく友達と近所の大きな公園で、自転車を使った鬼ごっこをしてたんだ。 ある日、リーダー格の友人Aの意見で、公園内だけではつ…

ドア(フリー写真)

見知らぬ場所

子供の頃の体験談を一つ書いてみる。 幼稚園くらいの話だけど、今も鮮明に覚えている。 祖父の家が結構近くて頻繁に家族で通っていたのだけど、祖父の家は関東で、田舎でもなければ…