不思議なお菓子の箱
私の家は、両親がギャンブル好きだったため、いつも貧しい暮らしをしていました。 学校の給食費も支払いが遅れることが多く、その度に恥ずかしい思いをしたのを覚えていま…
続きを読む:不思議なお菓子の箱私の家は、両親がギャンブル好きだったため、いつも貧しい暮らしをしていました。 学校の給食費も支払いが遅れることが多く、その度に恥ずかしい思いをしたのを覚えていま…
続きを読む:不思議なお菓子の箱近所の中華屋でラーメンを食べた時のことだ。 会計をしようとすると、店主が静かに言った。 「今日はお代はいただきません。実は今日で店を畳むんです。あなたが最後のお…
続きを読む:最後の客と折詰め1979年6月21日午前3時頃。 兵庫県姫路市野里の路上で、一人のタクシー運転手が震える声で110番通報をしました。 「腰まで垂れる長い髪、真っ赤な口が耳元まで…
続きを読む:姫路の口裂け女事件母方の実家は熊本県にあります。その実家に住み続けている母の姉――私にとっておばが、先日遊びに来ていました。 ちょうどテレビでは『ターミネーター2』が放映されてお…
続きを読む:幼馴染からの電話 ― 神を名乗った声あれは、友人が塾で帰りが遅くなったある晩のことでした。 人通りのほとんどない細い道を、家へと歩いていた時。 道の向こうから、誰かがこちらに向かって歩いてくるのが…
続きを読む:忘れられない顔第二次世界大戦において、日本の同盟国と言えばドイツとイタリアであった。 その中でも、日本とドイツは最後の最後まで同盟関係を維持し、ともに連合国に抗戦を続けた。 …
続きを読む:知られざる儀式と大戦の影ナーシャ・ジベリ――その名を聞くだけで、ゲーム開発者や熱心なファンは「天才」という言葉を思い浮かべる。 Apple II時代から「比類なきプログラマー」と呼ばれ…
続きを読む:FFを変えた男 ― ナーシャ・ジベリあれは、私が中学生の頃の出来事でした。 夜の塾を終え、星空を見上げながら、のんびりと自転車を漕いで家に帰っていました。 時刻は夜の十時を少し過ぎた頃だったと思い…
続きを読む:髪の長い女性の正体十代の頃の話だ。 善悪の分別もつかず、学校にも行かず、仕事もせず、仲間と遊び歩いていた頃のこと。 ある夜、いつものように友人から電話が入り、「今から肝試しに行こ…
続きを読む:山のトンネルで出会った“禍垂”の正体ある日、私は商店街の裏にある友人のアパートへ遊びに行った。 そのアパートは古びた二階建てで、一階には共同のトイレがあり、友人の部屋はその一番奥にあった。 夜が更…
続きを読む:もし返事をしていなかったら…これは友人Tの話である。 彼はとにかく不思議な人物だった。 まず、身体が異常に柔らかい。毎日酢を飲んでいるせいだと本人は言っていた。さらに、当時あまり知られてい…
続きを読む:友人Tが残した不可解な現象会社の同僚が亡くなってから、およそ一年が経ちました。 同僚と言っても、彼は五十歳を過ぎた大先輩でした。 昨年三月、小さな胃癌が見つかり、「早めに取ってしまおう」…
続きを読む:深夜の訪問者と、残されたメッセージ俺の実家は、岩手県のとある地方にある。 毎年帰省しているが、田舎には「本家」という、一族を統括する家が存在することを知っているだろうか。血筋の出所であり、親戚縁…
続きを読む:お盆の夜釣りで見たものある新婚夫婦が、念願のマイホームを購入するため、不動産屋を訪ねた。 二人は物件を探す中で、少し古いが条件に合った一軒家を見つけた。和風の造りで趣があり、値段の割…
続きを読む:電気代が告げた真実六本木から龍土町へ向かう雨の夜、タクシーの運転手さんから聞いた話です。番組スタッフの五人が、ビル5階のバー『舞姫』で感じた異変と、入り口に貼られた四体の和紙人形…
続きを読む:雨夜に訪れた『舞姫』一年前の出来事。友人に誘われ、私はあるMMO(オンラインゲーム)を始めた。 それまでネットゲームどころか、オンラインでのチャット経験もなかった私は、偶然にも大規…
続きを読む:顔も知らぬ相手が現れた日6年前、まだ私が十代の頃の出来事です。深夜、私と友人、そして年上の先輩二人の計4人で、地元で有名な心霊スポットへ向かうことになりました。 その場所は山奥の廃墟で…
続きを読む:山奥の廃墟で過ごした夜に起きたこと人類史上、最も偉大な天才物理学者と称されるアルバート・アインシュタイン。 彼の導き出した相対性理論をはじめとする数々の研究成果は、今も世界中の科学者たちの道標と…
続きを読む:消えゆく蜂とアインシュタインの予言大学三年の夏、三人で灯した蝋燭と、鳥居の前の黒い水溜り。友人は順に事故に遭い、消して持ち帰った俺の蝋燭だけが、毎晩、消したはずの火を灯すようになった。神社の老婆…
続きを読む:三本の蝋燭と神社の黒い水溜りこれは十七年前、高校三年の冬に経験した出来事である。 当時の私は、後に失われることになる記憶を補うため、手帳に断片的なメモを残していた。 本稿は、その手帳と微か…
続きを読む:リングの向こう側ミステリーを応援する
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