地図にない横丁の一軒
出張先で迷い込んだ地図に存在しない横丁。古い商店が並ぶ路地で、音のない人々に混じってラーメンを食べた。翌朝、その場所は二十年前に更地になっていたと聞かされる。…
出張先で迷い込んだ地図に存在しない横丁。古い商店が並ぶ路地で、音のない人々に混じってラーメンを食べた。翌朝、その場所は二十年前に更地になっていたと聞かされる。…
深夜の山道を走るトラック運転手が、霧の中で見つけた古いドライブイン。店を出ると一時間以上の時間が消えていた。翌月同じ場所を訪れると、そこには建物の跡さえなかった…
仕事帰りに寄った商店街のアーケード。いつもは通り過ぎる場所に、見覚えのない古い文具店があった。翌日、その場所には壁しかなかった。…
出張先のビジネスホテルで泊まった307号室。翌朝フロントで言われた「3階はございません」という言葉の意味とは——実話風の不思議な体験談。…
出張帰りに終電を逃した俺の前に、時刻表にない列車が滑り込んできた。車内には誰もおらず、窓の外には見たことのない駅名が次々と流れていく——不思議な異世界体験談。…
高校生の頃の話です。 自分の部屋で、床にクッションを置き、壁にもたれて漫画を読んでいました。 トイレに行きたくなり、読みかけの漫画をクッションの前に置いて部屋を…
何から説明すればいいのか、自分でも少し迷っています。 先日、小学校の同窓会がありました。 出席率のいい私たちのクラスは、物故者を除けば全員が揃い、久しぶりに「○…
私は子どもの頃、幼児期から十五歳くらいまで、何度も奇妙な体験をしていました。 自分以外の周りが、すべてスローモーションになるのです。 小さい頃は不思議だと思いな…
一年に一度しか会わない友人がいます。 AとB、そして俺。 高校時代の友人で、今も続いている縁はこの二人だけです。 集合するのは、毎年七月末の土日でした。 Aが声…
私は小学二年生の頃、経営住宅のような団地に住んでいました。 土日になると、敷地内の公園で友達と日が暮れるまで遊ぶのが当たり前でした。 あの日も夏の夕方で、空が暗…
昭和50年前後の出来事です。 東京近郊の県にあった、祖父母が借りて住んでいた古い農家の家でのことでした。 農業が本職ではなくても、敷地はやけに広く、母屋のほかに…
母がまだ幼かった頃、ある団地に住んでいた時の話です。 一番上の姉、つまり私にとっての伯母と母が、外へ遊びに行こうとして階段を降りていきました。 その団地の一階入…
私が中学生の頃に体験した出来事です。 いつのことだったか、もうはっきりとは覚えていません。 けれど、その朝の感覚だけは、今でも妙に鮮明に残っています。 その日も…
俺の出身は宇都宮です。 高校を卒業して、三年制の専門学校に通うために上京しました。 まだ東京の暮らしに慣れきれていない頃の話です。 夏休みのある日、赤羽駅近くの…
小二の頃の話です。 仲の良かったタケシと一緒に、学校の裏山へ虫取りに行きました。 そこは山というより、中規模の雑木林のような場所で、当時の僕らにとっては完璧な遊…
数年前、ふと一つの村のことを思い出した。 一人旅をしたときに立ち寄った、小さな旅館のある山あいの村だ。 豪華さはないが、女将さんの笑顔や素朴な料理など、心のこも…
ネタだと思われるかもしれませんが、私が小学生の頃に体験した、本当にあった出来事です。 私は当時、近所の習字教室に通っていました。 普通の学校の教室のような部屋で…