オレゴンの渦

公開日: 世界の謎 | 超常現象 | 都市伝説

no-admittance

アメリカ合衆国、オレゴン州グランツ・パスから50キロメートル程の地点に、磁場が狂った場所・オレゴンの渦(オレゴン・ヴォーテックス)と呼ばれる不思議な場所がある。

まだアメリカが開拓される以前、先住民たちや動物が決して近づかない場所があった。

迷い込んだ者は生きては出られない悪魔に呪われた地、彼らはそこを禁断の大地と呼んだ。

その地こそがオレゴンの渦である。

ここには長い時間をかけて地面に引きずり込まれたように傾いた家がある。

この家を中心に直径50メートルの範囲では、得体の知れない力の渦が回っているというのだ。

家の周りの木は、全て中心に向かって生えている。

この傾いた家の中では、ホウキが手を離しても何かに支えられたかのように斜めに立ったままになったり、中心付近ではコンパスがぐるぐると回転し続けてしまうという。

さらに驚くことに、このエリアに立ち入った人間の身長が場所によって変化するらしい。

これらの摩訶不思議な現象について、強力な磁場のゆがみが原因と見られている。

身長が変化するというのも、強力な磁場により光すら歪ませてしまうため、錯覚が起き正常な目視を不可能にしているらしい。

しかし、なぜこうなったのか、どうしてこの場所なのかは解明されていない。

UCLAをはじめ、多くの大学や研究者が調査をしたものの、原因を突き止めた者はいまだに誰もいないという。

一説によると、オレゴンの渦は世界の中心であるというが、確証はない。

関連記事

スローになる空間

友達の家に手応えのある変な空間がありました。 何もないところで手をふると、そこだけスローになる。 それは空中に留まっており、撫で回してみるとバスケットボールぐらいの大きさ。…

マリエ

うちの近所にまことしやかに囁かれている「マリエ」というお話です。 オッチャンは焦っていた。今日も仕事の接待で深夜になってしまった。いつものT字路を曲がるとそこには古びた神社があっ…

続・ペガサス計画

「ペガサス計画」にまた一人、証言者が現れた。 Daily Mirrorが報道したところによれば、キャプテン・ケイと名乗る退役海兵隊員が17年間、火星に作られた軍事基地に配属されて…

地球滅亡シュミレーション

日本には世界に誇るスーパーコンピューターがある。 その名は『スーパーコンピューター京』。 名前の由来は、計算速度が毎秒1京回というところから来ている。 スーパーコンピ…

かしまさん

時は第二次世界大戦の日本敗戦直後、日本はアメリカ軍の支配下に置かれ、各都市では多くの米兵が行き交う時代でした。 ある夜、地元でも有名な美女(23歳の方)が一人、加古川駅付近を歩い…

エリア51

アメリカのネバタ州南部、アメリカ空軍によって管理されているグルームドライレイク近郊の一地区、ここが「エリア51」と呼ばれる空軍基地だ。正式名称はグレーム・レイク空軍基地という。 …

食われた宇宙人

3年前グアムにダイビングに行った時、名古屋から来たダイバーからこんな話を聞いた。 その人が1990年4月にインドネシアの小さな漁村で1週間滞在して潜っていた時の事。 2日目…

いまじょさん

地方に伝わる因習や呪い系の話を一つ。ちなみにガチで実話です。 数年前、大学生の頃、同じゼミにに奄美大島出身のやつがいた。ゼミ合宿の時にそいつと俺と何人かで酒飲みながら怪談なんかを…

人面犬

9月頃、旅行で東北のある県に行った。ついでに遠い親戚に顔を出す事になった。 結構な田舎で従姉妹夫婦と子供、旦那の両親が同居してて俺は初見で挨拶したりしてた。 お父さんが熱帯…

ビルの隙間(フリー写真)

隙間さん

小学生の時、俺の住んでいた町ではある噂が実しやかに囁かれていた。 それは、夜人気の無い道を歩いている時にビルとビルの隙間の前に立つと、その暗闇から細長い腕が伸びてきて引き摺り込ま…