魂の年齢 – 輪廻転生について –

公開日: 輪廻転生に関する話 | 長編

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人は何度も生まれ変わりを繰り返す。

殆どの人には前世があり、そのまた前世がある。

前世の回数に比例して魂レベルが高くなる傾向がある。

つまり、前世の回数が多いほど大人の魂と言える。

では一体、自分の魂の年齢はどの程度なのか?

前世を知り得ない以上、推測するのは困難である。

だから、魂年齢に応じた特徴などを述べる。

これから言うことは自分の勝手な考えではなく、高級霊とチャネリングして伝えられたメッセージが記載されている本を参考にした。

魂の年代には大きく分けて5段階ある。

一番下から、

・乳児期

・幼児期

・若年期

・成人期

・老年期

乳児期の魂は人間としての転生が少なく、前世が動物である場合も多い。

反対に、老年期の魂は最早地上で学ぶべきものがなくなり、輪廻転生から卒業するレベル。

その魂の年代を、肉体年齢に置き換えるとこうなる。

・乳児期の魂は、新生児18ヶ月まで。

・幼児期の魂は、幼児18ヶ月から5歳まで。

・若年期の魂は、6歳から12歳まで。

・成人期の魂は、思春期12歳以上。

・老年期の魂は、成人。

と、こんな感じらしい。

一体自分はどの時期の魂に当てはまるのか?

乳児期か?

それとも老年期か?

乳児期でも落ち込むなよ。老年期だからって調子に乗るな。

これからそれぞれの時期について詳しく説明する。

魂の年代の大まかな特徴について述べる。

・乳児期: 「今、ここ」を生きる。模倣する。

・幼児期: 文明構造を創る。

・若年期: 権力問題。名声、金銭に関心がある。

・成人期: 感情的な学び。人間関係。自己、カルマとの取り組み。

・老年期: 日常的な感情問題を超越。知的な表現。人に教える才能がある。

・超越期: 高次のレベルとの結び付き。

・無限期: 全てに気付く。

乳児期の魂

この年代のキーワードは、原始的、臆病、無力。

ネアンデルタール人の特徴は、この未熟な魂の特徴にぴったり当てはまる。

オーストラリアの原住民であるアボリジニは乳児期の魂の集団。

乳児期の魂の人たちは僻地に住んでいる。アフリカの部族や未開の地の原住民なんかは殆どこの時代の魂。

単純労働を好み、善悪が分からず、迷信的です。

肯定的な側面:

単純、素朴、純真、無邪気、直感的、疑わない、神秘的。

否定的な側面:

動物的、無力、臆病、無知。

幼児期の魂

幼児期の魂は、乳児期の魂よりは地上での経験を積んでいます。

ほんの少し世の中にも慣れて、恐怖心も和らいでます。

規則正しく生活し、権威者を敬います。伝統や儀式、法律、規則などが彼らに安心感を与えてくれます。

幼児期の魂は断固とした信念を持つ傾向があり、それと相容れない考え方に出会すと、混乱したり、敵意を抱いたりします。

逆に、社会的に許されることだと教育されれば、信念のための戦闘や殺人も厭いません。

幼児期の魂を持つ人々は、概ね善良な市民であり、地域社会の長になりたがります。

正義の人、模範的人物だと思われたいのです。

彼らは熱心に社会の規則を守り、他の人たちにもそうすることを強要します。

幼児期の魂が望むのは、優等生のように善良であること。

彼らは自分自身の考えを持たず、権威者に最終決定を委ねるのです。

また彼らは二分法的な考え方を確信しています。

例えば善と悪との対立を信じ、更に彼らは、自分と同じ信仰を持たない人を罰しようとします。

幼児期の魂にとって、食べ物は純粋に機能的なものに過ぎません。

健康のために肝油や青汁を食べるのは、幼児期の典型的な行動です。

幼児期の魂は、自分の人生についてあまり深く洞察することができません。

そのため、自分の考え方や感じ方が心理学的な諸問題を引き起こしてもも気が付きません。

そして、感情的な問題を抱えてしまった時には身体的な病気になるのですが、彼らは原因を追求したりせず、手っ取り早く強い薬で治そうとします。

彼らは脅迫的なまでに細菌を恐れ、潔癖で、自分以外のものは全て危険だからコントロールしなくてはならないと考えがちです。

しばしば、幼児期の魂の人々は非常に残念な心的傾向を示します。

身体的虐待や暴力を行うこともあります。警察国家をはじめ、幼児期の人たちが一定の権力を握る国家ではこの傾向が顕著です。

そのため、幼児期の人がカッとして犯した残虐行為を、また別の幼児期の人が取り調べるということもよく起こります。

マフィアや暴力団は強行戦術で人々を脅かし、富と権力を手に入れることを目指しています。

幼児期の魂の人々は有名になったり目立つ存在になったりしません。

しかし幼児期の後期になると、そういうことも起こり得ます。

ウガンダの独裁者イディ、ミアン。リビアのカダフィー大左や、南アフリカのボーダ大統領らは幼児期の7段階に属しています(個人的には北朝鮮の金正恩もこの時期の魂と見て良いだろう)。

中央アメリカには幼児期の魂の人たちが多く住んでいます。インドにも幼児期の後期の人たちが多数います。

南米諸国やアイルランドの人々も、殆どが幼児期に属しています。

一国の魂の年代は、そこに転生しようとする人たちの魂の年代によって刻々と変化します。

肯定的な側面:

善良な市民、まじめ、社会、政治への関心が強い、忠実、家族思い、規則化する、物事を単純に考える、安心感を重視する、乳児期の魂たちを秩序付ける。

否定的な側面:

頑固、ドグマ的、官僚主義的、正しさを守るためには攻撃することがある、融通が利かない、理性よりも感情に基づいて行動する、時に野蛮で暴力的、権威を盲信する。

若年期の魂

幼年期を学び終え、次は自分がどこまで強くなれるのかを知りたがっている年代。

彼らの関心事とは独立性、自分が人生で獲得したいと思うものを自分で手に入れる能力。

若年期の魂たちは強い衝動に駆られて、高い地位や富を得る努力をします。

彼らは成功に繋がりそうなことだけを行う。

彼らは成功者たちがどこに住んでいるのかを知りたがり、成功者たちの真似をしよとします。

若年期の魂たちは、有名大学に集まる。華々しい学歴を手に入れるため。エリートの道を歩むため。

金持ちや有名人ばかりが出てくる人気テレビ番組は、この年代の魂。

競争的で勝ち負け。人と他人を比較する。

肉体が全て。精神や魂の存在を信じない。

肉体に執着するので、美容食品を食べ漁り、美容整形をしたり、ありとあらゆる過激なことをするようになる。

死への恐怖から、死を思わせるような事柄を極度に嫌う。

若年期の人たちは、自分の行動の動機についてあまり考えない。

自分や他人の行為について深く洞察するのが苦手。

外見を重視する。口先だけ哲学や芸術に理解を示す。

この年代の最終段階になると、宗教に関心を持ち始める。

現在、地球人の大多数が若年期の後半に属している。

世界的な強国は殆どが若年期。それらの国の特徴は物質的な豊かさ、軍事力、他国への大きな影響力。

日本も若年期の国。

肯定的な側面:

生産的、勤勉、信頼できる、組織をより効果的に変える、富を生む、進歩を促す、人々を導く。

否定的な側面:

競争的、あつかましい、独善的、流行に飛びつく、物質主義、自分の行動動機について考えられない、利己的な目的で策略をめぐらすのが好き、常に優位に立ちたがる。

成人期の魂

人生で言うと13歳から19歳の思春期に相当する。

魂のサイクルの中で、子供の認識から大人の認識の仕方へと移行する時期。

若年期の魂は、心の中よりも外に向かう傾向があり、多くのカルマを生み出してしまう。

若年期の本質は生存競争に勝ち、名声や富や権力を手に入れる。しかし、やがて何か不安で、物足りない感じがしてくる。

どんなに儲けて偉くなっても死んだら終わり、という悩みが生じ、それへの回答を見つけようとします。

成人期の魂は「私は何者か? 何のためにここにいるのか?」と哲学するようになる。

つまり真理の探求を始めるのです。

この年代になると、力の第三のチャクラから、人間関係のハートの第四チャクラへと移る。

霊的なものに開眼し始める段階だが、決して楽なものではない。

それどころか人格が最大のストレスを受ける段階なので、この時期には新たに心霊力が備わるが、それを使いこなせるだけの精神力も備わっているとは限らない。

人格は精神疲労のあまり倒れてしまい、統合失調症、その他の精神病になることもある。

この年代の自殺率が他の年代よりも高いのはそのせい。

成人期の魂の人たちは、人間関係の問題に深く関わることになる。

彼らは他人の経験をまるで自分のことのように感じるからです。

この年代になると、人と人を分かつ境界線が薄れてきます。

他人がどのように感じているかも、自分に対してどのような感情を抱いているかも解るようになるのです。

この認識力のせいで混乱することもある。時折、いつ、誰が、何を感じているのかが、全く区別できなくなるからです。

成人期の魂にとって、自分の経験や感情と他人の経験や感情との協会を見定めること、人が誰であるか特定すること、人々と共存すること、自分の役割を認識することなどは非常に困難です。

こうした人と人との境界の問題は情緒不安定になっている時に強く顕れます。

ゴッホやヘミングウェイのような精神を病んだ芸術家も成人期の人々。

幼児期の人たちがありふれた家に住みたがり、若年期の人たちが高級住宅街の豪邸に住みたがるのに対して、成人期の人々は自分の手で建てた家に住みたがります。

彼らは精神性が高められるような、美しく閑静な土地を選ぶ。

魂の成人期は創造性が開花し、芸術的な輝きにまで高められる。

なぜなら魂のサイクルが成人期に入ると、脳の中のそれまで使われていなかった部分が使われ始めるため。

更に高度な能力は、意識がもっと進化してから現れる。

成人期の魂は若年期のように名声を求めなくなるが、それにも関わらず名声を得たりする。

成人期の人々は高い評価や地位を投げ捨てて、周囲の若年期の人たちを驚かせることがある。

有名弁護士が突然、遥かに低収入の野生動物のカメラマンに転職する、というのは典型的な例。

一生続くような友情や人間関係を求める傾向がある。

結婚すると生涯添い遂げることが多い。若年期の魂が人付き合いの中でさえ権力を行使しようとするのとは対照的。

肯定的な側面:

開放的な感情、人間関係の重視、他人を気遣う、知覚が鋭い、霊的な成長に心を開く、精神的な意義に気付く、若年期と老年期の両方の考え方に理解があるので最もバランスの良い年代。

否定的な側面:

他人と自分を同一視してしまう、感情的、テレビドラマのような芝居がかった行動をする、激しやすい、神経過敏、次々と困難を引き起こして自ら犠牲になってしまうことがある。

老年期の魂

複雑な人間関係を通し、成人期の課題を終えた老年期に入った魂たちは、存在の意義の探求へと乗り出す。それは精神性と呼ぶこともできる。

老年期は他人に何かを教える年代。

この宇宙の中での、私の存在理由は何だろう? と問う。

彼らは自分も他人も、何かより大きく全体的なものの一部なのだと考える。

全ての人々の間にある、密接な繋がり、結び付きに気付いているのです。

人と接する時にも、相手の中に自分と共通するものを見つけます。

日々の他人との関わりは、自分自身との関わりなのです。

この世の全ての人、全てのものが、神の「一部分」だからです。

人と人が話し合うことは体の一部が、別の部分と喋っているようなもの。つまり神の独り言なのです。

典型的な老年期の魂は、個人主義で呑気であり、やりたくないことは滅多にしません。

美味しい食事やワイン、友達付き合いが大好きで、一般的に出世しようという気がありません。

取り立てて強い興味がある訳でもないのに、社会の同行や人々の心の中を鋭く洞察することができるのも彼らの特徴です。

彼らは9時から17時までのサラリーマンの仕事を嫌い、社会的には変わった人になりがちです。

企業の世界でスーツを着て働くくらいなら、貧乏しているほうがマシだと考えます。

老年期の人々は肉体労働を厭いません。そうした労働を霊的な意味で理解し、楽しむのです。

彼らは個人的な欲求に合わせてスケジュールを決められる、自営業もしくは中小企業での仕事をしたがります。

自由な雰囲気が好きだからです。

老年期の魂は、園芸やワイン作り、教育、カウンセリングなどの職業に魅力を感じます。

また哲学や芸術を愛し、自然に囲まれていると寛ぎます。

老年期の魂の特徴。

だらしなく、怠け者に見えることがある。

男女の区別が付きにくい。中性的。なぜなら、どちらの人生も過去に何度も経験してきたから。

高等教育を避け、独自の研究や体験、現場の仕事から学ぼうとする。

技能を習得すること自体を目的としているので、修得してしまうと放り出してしまう。この行動は時に人を戸惑わせる。

旅行を真理の探求に役立てられる。

善悪の観念に縛られている若い魂の人たちと比べると、好色で快楽主義的な傾向がある。

心で捉えた真理や、インスピレーションに従おうとするため、変わり者に見える。

霊的な真理の探求を真っ直ぐに目指す。

真理を察知する能力がどの年代よりも鋭い。

輪廻を卒業する前に、自分の知識を一人以上の人間に伝えなければならない。

成人期や老年期の人たちは、どの年代よりも自己評価が非常に低い傾向がある。

魂が若い内は自己評価が低くても気にならない。彼らの関心は外の世界で経験を積むことにあるから。

若い魂たちは他人との間にカルマを生み出しながら、経験を重ねて行こうとする。

それに対し年長の魂たちは、それまでに作ったカルマを完了することに関心を持つ。

彼らはもう、地上に戻らないからです。

老年期の課題には、カルマの成就と人間としての自分の価値の理解がある。

そして最後に彼らが学ぶべきことは、無条件の自己受容と、無条件の他者受容です。

そのためには自己評価の低さを解決することが不可欠。

自分を受け入れるには、寛大になること、そして自分を愛することです。

老年期の魂にとって、特定の人格を持つことはあまり重要ではありません。

その人格も、彼らが数限りない転生を繰り返して演じて来た、多くの人格の内の一つに過ぎないからです。

一方、若い魂の場合は、現在の転生で使っている人格が非常に目立ちます。

今の人格以外に影響を及ぼすような転生を殆どしていなからです。

その理由で、老年期の魂は実に柔和で多彩な態度を取ることができます。

肯定的な側面:

呑気、思いやりがある、気長、気楽、無害な変わり者、親切、霊的な気付き、鋭敏な知覚力、寛大、寛容、哲学的、博愛。

否定的な側面:

引っ込み思案、貧乏、超自然的、人と意見が合わない時は自分が間違っていると考える、じたばたする、怠け者、やる気がない。

一通り老年期の魂まで書いた。

老年期の上には超越期、更に上には無限期があるけど、この段階の魂になると最早人間として肉体を持つ必要がなくなるので、地上に生まれて来ない。

そのレベルの魂を菩薩とか守護霊とか、神社の神様などと言う。

でも老年期の最終段階を経過した人は、生きながら超越期になることがある。

霊界の類魂と生きながら一つになる状態。すると今までの過去世の記憶が全て思い出されてくる。

超越期の特徴として、特定の宗教を持たない。だけど霊的指導者として人々を導くようになる。

そういう使命を持って生まれてくる。ガンジーがそう。あと個人的にそう感じるのはやはり、世界各地の霊的指導者。

ラマナマハルシやクリシュナムルティ、サイババやグルジェフとかじゃないかな。よく分からないけど。

無限期の魂が肉体を持って地上に生まれてくる場合、2000年に一人とされる。

キリストやブッダ、老子やクリシュナなどがその段階の魂なのだと。

古い魂からは若い魂のことがよく解る。でも逆は解らない。

老年期の魂は、若年期特有の気持ちも心境も手に取るように解るけど、若年期からは老年期の考えも心境も理解できない。

自分のことで言うと、自分は多分成人期だと思う。

だから若年期の物質主義とか、成功や地位やお金を求める気持ちもよく解る。

でも現在はそういうものより、魂を高めるように生きている。

成人期特有の精神病みたいなものにもなったし、薬も飲んだ。現在は心霊力が出てきたし。

今、自分が解らないこと。それは自分の中にある神我というもの。

自分と他人は一つで、神と自分と他人は一つという真理。全てが神故に自分も神であり、他人も神であるという真理。

そこがまだ感覚的に解らないでいる。だから老年期の魂まで行っていないのだろうと推測する。

老年期の魂レベルになると、その感覚が解るようになるらしいから。

自分も早くそうなるべく、悟るべく日々を生きているよ。でも守護霊からは焦らなくて良いとメッセージが来る。

ちゃんと導いてくださいよ、守護霊様。老年期の魂になるために。

この投稿への返信

どの時期の感覚も一つの人生で経験して来たからよく解らん。

何かもっとこう、はっきり解る方法とかないんか?

肉体年齢が2歳の老年期の魂だからって、2歳の時からその気質を発揮する訳じゃないよ。

自分も確かに、老年期以外の段階は全て今生で経験して来た気がする。

それは多分、自分の魂年齢に相応しい肉体年齢に到達するまでのステップとしての経験なのかもしれない。

50歳になっても物質主義で地位や富を求めているようなら、どう考えても若年期の魂だろう。

一方、20歳の頃は若年期の考え方でも30歳で精神世界に目覚め、50歳で神我と一つになるなら、元々の魂レベルが老年期で、ようやく肉体年齢が追い付いて来たということになるのかもしれない。

まさか一回の地上人生だけで若年期から老年期になる訳がないし。

この本によると、魂が老年期の最終段階を終えて輪廻を終了する段階になるには、49回から400回の地上人生を送ると書いてある。

あと、35歳から42歳になれば老年期本来の認識力を発揮できるようになるかもしれません、とある。

でもその認識力を使った行動ができるのは、平均すると3回の転生に1回だけなのだと。

理由として、人は霊的成長以外のことに気を取られてしまいがちだからです。

まとめ

ここまでを簡単に言うと、人間として初めて生まれてくると、アフリカの原住民族のような所に生まれてくる(乳児期)。

そこで数回の転生の後に、発展途上国に生まれてくる(幼児期)。

独裁者が支配する国の元で、独裁者の決めた規則に従って生きることが快適であり正しいと考える(幼児期前半)。

独裁政権に息苦しさを感じ、来世で民主主義の国に生まれ、自分の力を試したくなる(幼児期後半)。

民主主義の国で成功や名誉を求め、がむしゃらに頑張る。ある程度の地位や富を得て満足している(若年期前半)。

次第に富や地位のために人と争うことに疲れてくる。そして宗教とか平和というものを意識し始める(若年期後半)。

精神性に目覚め、宗教心に目覚めて、心を大切に生きようとする(成人期前半)。

しかし心を意識して生きるようになると、他人の悪感情が突き刺さり、物質社会や争いで次第に精神を病む(成人期中半)。

病を克服し心霊力が備わり、神の存在を求め出す(成人期後半)。

自分や他人は神の子であると知ることによって、一切衆生に対する慈悲心がでてくる(老年期前半)。

宇宙の真理を悟る。守護霊や神仏とチャネリングしたりして生きる。自己流の霊的な道を突き進む(老年期後半)

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