夜ごと中二階へ運ばれる膳
昭和三十三年、谷あいの旧庄屋に泊まった配置薬の行商人は、毎晩だけ運ばれる一人分の膳の謎を追って、灯のともらない中二階へ上がってしまう。封じられた戸の向こうの引っ…
昭和三十三年、谷あいの旧庄屋に泊まった配置薬の行商人は、毎晩だけ運ばれる一人分の膳の謎を追って、灯のともらない中二階へ上がってしまう。封じられた戸の向こうの引っ…
年末に帰省した夕方、刈り取りの済んだ田んぼに、胴の後ろ半分のない馬が立っていた。その夜、犬の鳴き声に混じってドン、デン、ドンと太鼓が鳴り、紫の光に照らされた馬が…
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