薪をひと山崩さない決まり
奈良の五條では、猫がいなくなった家は薪をひと山だけ崩さずに置いておくのだそうです。二十年前の夏に母の枕元へ座った猫と、集落の人たちが一月のあいだ黙って守っていた…
奈良の五條では、猫がいなくなった家は薪をひと山だけ崩さずに置いておくのだそうです。二十年前の夏に母の枕元へ座った猫と、集落の人たちが一月のあいだ黙って守っていた…
いなくなった犬や猫が、なぜか必ず見つかる古い空き家があった。塀に抜け道はなく、戸締まりも完全なまま。それでも動物たちは、閉ざされた庭で雨戸を見上げて座っている。…