三回転

Amaterske_akvarium

私の体験です。

まだ私が3歳ぐらいの頃、父と2人で遊園地に行ったときです。

父と乗り物にのるために順番待ちをしてた時、私は退屈からかその場で目をつぶったまま三回転ほどくるくる回ってました。

そして目を開けたらまったく見知らぬ場所にいたのです。そこは遊園地内にある水族館の中でした。

水族館と乗り物の場所は1キロほど離れており、水族館に入るにはチケットが必要でした。私はその場で泣き始め、結局園内放送で父を呼んでもらいました。

父が言うのは、煙草に火をつけようとほんの一瞬目を離した数秒の間に私は消えてしまったということでした。最初は後ろにいた人が誘拐したのかと疑ったそうです。

私はその体験以降、目をつぶったまま回転するとどこかにワープしてしまう恐怖から二度とやらないと誓いました。

でも5歳の頃、田舎の祖父母の家に行ったとき、庭であの時と同じようにその場で目をつぶりくるくると回ってみました。

目をあけると見たことのない海でした。そこは祖父母の家から5キロほど離れた場所でした。

今はもう三回転しても何も起きません。

ただ私はそのとき確かに瞬間移動しました。

お通夜の日

おじいちゃんのお通夜の日の話です当時高2の俺は、別に手伝う事も無かったので、準備が終わるまで自分の部屋で音楽を聴きながらまったりとしてたんです。それでちょっと眠くなって…

さくら池

僕が小学校の頃の話。通学路から少し外れたところに、さくら池というかなり大きな農業用水池があった。僕たちが住んでいた団地はさくら池の先にあったから、下校途中に通学路を迂回し、その…

白い影

当時、私は精神的に荒んでいて、よく大型バイクをかっ飛ばしたりしていました。その日もバイクで走っていたのですが、広めの幹線道路は渋滞していました。そこで、道の左端をすり抜…

霧島駅

実際にその駅には降りていないし、一瞬の出来事だったから気の迷いかもしれないけど書いてみようと思う。体験したのは一昨日の夜で、田舎の方に向かう列車の中だった。田舎と言って…

霧のかかる山(フリー写真)

酒の神様

去年の今頃の時期に結婚して、彼女の実家の近くのアパートに住んでいる。市内にある俺の実家から離れた郡部で、町の真ん中に一本国道が通っており、その道を境に川側と山側に分かれている。…

見覚えのある手

10年前の話だが、俺が尊敬している先輩の話をしようと思う。当時、クライミングを始めて夢中になっていた俺に、先輩が最初に教えてくれた言葉だ。「ペアで登頂中にひとりが転落し…

田舎の田園風景(フリー写真)

ノウケン様

ついこの間までお盆の行事だと思い込んでいた実家の風習を書いてみる。実家と言うか、正確には母方祖母の実家の風習だけど。母方祖母の田舎は山奥で、大昔は水不足で苦労した土地…

雨(フリー素材)

天候を操る力

小学生の頃だったか。梅雨の時期のある日、親友の友人という微妙な関係の子の家に遊びに行った。その親友と一緒に。そこで三人でゲームなどをして遊んでいたら、あっという間に帰る…

地下のまる穴(長編)

これは17年前、高校3年の時の冬の出来事です。あまりに多くの記憶が失われている中で、この17年間、僅かに残った記憶を頼りに残し続けてきたメモを読みながら書いたので、細かい部分や…

文房具(フリー写真)

クラス替えアンケート

子供の頃に奇妙な体験をした方は多いと思う。俺にもずっと気になっていることがある。毎年3月が近くなると『クラス替えアンケート』のことを思い出すのだけど、俺以外にもこれと似たような…