深夜の訪問者たち

公開日: ほんのり怖い話 | 不思議な体験

住宅街

昨年の夏のある夜、我が家は月に二、三回、夜10時から11時頃にピンポンダッシュの被害に遭っていました。

最初は怖さを感じましたが、窓から見える犯人たちの後ろ姿は中学生か高校生のようで、たいした害はないと思いつつ、彼らの幼稚な行動に呆れることもありました。

この問題を解決しようと、近くの交番に相談し、夜間のパトロールを依頼しましたが、被害が軽微だったためか警察の対応もそこまで積極的ではありませんでした。

しかし、ある日、何かとイライラしていた私は、再び階段の音を聞き、今度こそはと思い、彼らに一喝する決心をしました。普段はトラブルを避けるため、直接対峙することは避けていましたが、その夜はお酒も入っており、怒りがこみ上げていました。

ドアの外からは、若い男子のヒソヒソ声が聞こえてきました。「……お前おせよwwww……うっせーよwwやれよwww」という言葉が聞こえていたため、チェーンを掛けたまま、勢いよくドアを開けて、「いい加減にして!!」と大声で叫びました。

驚いた男子たちは階段を駆け下りながら、笑いながら「やべーwwとうとう怒られたってwww」と返していきました。

しかし、彼らが階段を駆け下りるとき、私は驚愕しました。彼らの服装は現代風でオシャレなものでしたが、顔はどう見ても30歳後半の男性たちで、彼らはなんと拳銃のようなものを持っていました。

その出来事以降、彼らが私の家を訪れることはなくなりましたが、その夜の出来事は今でも心に残る恐ろしい記憶として残っています。拳銃が水鉄砲であることを願うばかりです。

関連記事

教室(フリー写真)

記憶にない女の子

このエピソードは、私の友人であるAさんが小学校6年生だった頃の出来事である。 ※ ある休み時間、彼女は友人とトイレでおしゃべりをしていました。 すると、トイレの入り…

女性のシルエット(フリーイラスト)

千明姉ちゃん

人間の顔が全く変わってしまうことなんてあるのかね? この前、久しぶりに従兄弟と一緒に親戚に会いに行ったら、親戚のお姉さんの顔が全く別人になっていた。 整形ではない。何故なら…

狐(フリー写真)

鼠の天麩羅

知人の劇団員が、地元の猟師さんの笑い話を元に劇を作ったことがある。 長くなりますが、よろしければ暇潰しにどうぞ。 ※ 元号が幾つか前の時代のお話。 木樵と炭焼きと、猟師…

山道

途切れさせてはいけない

俺の嫁が学生の頃の話。 オカルト研究サークルに入っていた嫁の友達K子が、心霊スポットについての噂を仕入れて来た。 東北地方某県の山中に、周囲を注連縄で囲われている廃神社があ…

もう一つの顔

学生時代の友人のM美の話をしようと思う。 その日、私はM美が一人暮らしをしているアパートへ遊びに行った。 私は絨毯に横になりながら、M美はベッドに腰掛けてのんびりくつろいで…

旅館での一夜

甲府方面にある旅館に泊まった時の話。 俺と彼女が付き合い始めて1年ちょっと経った時に、記念にと思い電車で旅行をした時の事。 特に目的地も決めておらず、ぶらり旅気分で泊まる所…

今の死んだ人だよな

この4月の第3土曜日のことなんだが、自分は中学校に勤めていて、その日は部活動の指導があって学校に出ていた。 その後、午後から職員室で仕事をしていた。その時は男の同僚がもう二人来て…

空

深い霧の中の着陸

長い海外出張からの帰国。心待ちにしていた日本の大地を見るため、私は飛行機の窓際の席を選びました。 雲の上の空は碧く澄んでいましたが、その下は厚い霧に覆われていました。 飛…

ホテル

生け贄

この間、親父が物置の整理をしていて、夕方居間にガラクタの山を積み上げて昔を懐かしんでいた。 ガラクタの中には古着やレコードや陶人形などがあった。 ふと一枚の写真が目についた…

版画(フリー素材)

婆ちゃんの戦時中の話

昔、婆ちゃんから聞いた戦時中の話を一つ。 第二次世界大戦中、うちの婆ちゃん(サノ)が10歳の頃の話です。 ※ 婆ちゃんはお姉さんと避難のために親元を離れ、田舎の遠い親戚の家に…