記憶を追って来る女(従姉妹シリーズ7)
語り部の従姉妹から聞いた、記憶を追って来る女の話。夢の中で幼い頃から少しずつ現在へ近づいてくる、にたにた笑う赤い口紅の女。距離が縮まり、ついに現実に追い付いたと…
霊感の強い従姉妹をめぐる体験談の連作シリーズです。人形、付喪神、記憶を追って来る女——身近な人に「視える」体質があるからこそ巻き込まれていく、静かで生々しい恐怖を描いています。第1話「せいちゃん」からどうぞ。
語り部の従姉妹から聞いた、記憶を追って来る女の話。夢の中で幼い頃から少しずつ現在へ近づいてくる、にたにた笑う赤い口紅の女。距離が縮まり、ついに現実に追い付いたと…
中学二年の夏休み、五つ上の従姉妹と訪れた山あいの公営団地の廃墟。そこで俺が回した古い赤いテレビのダイヤルは、電気が通っていないはずの画面を点けた。従姉妹シリーズ…
前回の件があった六年後、一家揃って隣の県に引越しました。 当時の私は社会人一年目であり、まだまだ学生気分が抜けておらず、その日は新入社員四人で心霊スポットへ行く…
俺の親類には怪談好きが多かった。祖母や叔父などは、ねだれば幾つでも怪談を話してくれたものだ。 中でも俺のお気に入りだった語り部は、年上の従姉妹だった。 この人が…
中学二年の秋口、俺は勉強も部活もそっちのけでオカルトに嵌っていた。 その切っ掛けになったのが近所に住んでいた従姉妹で、この人と一緒に居たせいで何度かおかしな体験…
小学生の頃、学童保育の帰り道に商店街の裏手の小川沿いで、誰もいないのに瀬戸物の触れ合う音と話し声が聞こえた。五つ年上の従姉妹が語った川の記憶と、女並通りという名…
五つ年上の従姉妹の話。 何だかおかしな人で、彼女と関わったことで幾つか奇妙な体験をした。 今から話すのはその中の一つ。 ※ 俺がまだ小学生だった頃、近所にせいち…
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